トップ › 会社比較 › 医療機器・精密 › HOYAとシスメックス

HOYAとシスメックスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。医療機器・精密の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はHOYAが約661万円、シスメックスが約675万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高はHOYAが9,477億円、シスメックスが5,000億円で、HOYAが約1.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はHOYAが34.6%、シスメックスが9.8%で、HOYAのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

HOYAシスメックス
働きやすさの点数75.9点(⁠S)64.9点(⁠A)
平均年収970万円(⁠47.6歳)884万円(⁠42.4歳)
30歳換算年収約661万円約675万円
月の平均残業未公表15.3時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18.7年12.4年
売上高9,477億円5,000億円
売上に対する利益の割合34.6%(⁠税引前利益)9.8%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.43倍1.37倍
従業員数(⁠単体)3,313人3,011人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はHOYAが75.9点、シスメックスが64.9点で、HOYAが上回る。

何で稼いでいるかの違い

HOYA

HOYAは、メガネレンズやコンタクトレンズ、内視鏡などの医療機器(⁠ライフケア)と、半導体用のマスクブランクス・フォトマスクやハードディスク用ガラス基板(⁠情報・通信)を2本柱とする会社です。光学ガラスの製造から始まりました。

売上高は約9,477億円です。事業は、ライフケア(⁠メガネレンズ、コンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨など)と、情報・通信(⁠半導体用マスクブランクス・フォトマスク、FPD用フォトマスク、HDD用ガラス基板)の2分野です。

シスメックス

シスメックスは、血液などを調べる検体検査の機器と試薬をつくる神戸の会社です。機器と試薬に加え、ソフトウェアやメンテナンスも提供しています。社員の半分以上が海外の統括会社にいます。

売上高は約5,000億円です。事業は、本社統括(⁠日本での開発・製造・販売)、米州統括、EMEA統括、中国統括、AP統括の地域別に分かれています。

歴史の違い

HOYA

  1. 1941年東京都保谷市(⁠今の西東京市)で東洋光学硝子製造所として創業し、光学ガラスの製造を始めます。
  2. 1962〜1974年メガネレンズ、ソフトコンタクトレンズ、半導体用マスクサブストレートの製造を次々に始めます。
  3. 1984〜1991年社名をHOYAに変え、眼内レンズ(⁠1987年)とHDD用ガラスディスク(⁠1991年)を始めます。
  4. 2007〜2011年ペンタックスをTOBで連結子会社にして翌年吸収合併する一方、2009年にクリスタル事業を終え、2011年にPENTAXイメージング・システム事業をリコーに譲渡します。

シスメックス

  1. 1968年東亞特殊電機(⁠今のTOA)が製造する血球計数装置の販売会社として、神戸に東亞医用電子が設立されます。
  2. 1978〜1980年ブランドを「⁠Sysmex」に変え、ドイツに会社をつくって海外に進出します。
  3. 1991年兵庫県小野市に検体検査試薬の工場を新設します。
  4. 1998〜2000年社名をシスメックスに変え、中国とフランスにも会社を設立します。

いま何に賭けているか

HOYA

ライフケアと情報・通信の2分野を柱に、ライフケア事業と、半導体・HDD関連製品を成長ドライバーとしています。次の10年、20年の成長を担う新しい事業の開発・獲得を重要な経営課題とし、内部開発とM&Aで新しい事業や技術を獲得するとしています。経営指標にはSVA(⁠Shareholders Value Added)を使っています。

シスメックス

2033年度を最終年度とする長期経営戦略「⁠VA33」で、長期ビジョン「⁠より良いヘルスケアジャーニーを、ともに。」を掲げています。検体検査(⁠ダイアグノスティクス)事業では、新興国市場、個別化診断、個別化予防、予後モニタリングに取り組み、手術支援ロボットや再生細胞医療といった治療領域にも挑戦するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いHOYAのほうが景気の波に強い。

よくある質問

HOYAとシスメックスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はHOYAが約661万円、シスメックスが約675万円。ほぼ同じ水準。
HOYAとシスメックスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はHOYAが75.9点、シスメックスが64.9点で、HOYAが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく