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HOYAと島津製作所の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。医療機器・精密の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はHOYAが約661万円、島津製作所が約683万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高はHOYAが9,477億円、島津製作所が5,607億円で、HOYAが約1.7倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはHOYAが1.43倍、島津製作所が1.31倍で、勢いはHOYAが上。

数字で比べる

HOYA島津製作所
働きやすさの点数75.9点(⁠S)75点(S)
平均年収970万円(⁠47.6歳)924万円(⁠43.9歳)
30歳換算年収約661万円約683万円
月の平均残業未公表8.5時間
有給取得率未公表79.5%
平均勤続年数18.7年17.4年
売上高9,477億円5,607億円
売上に対する利益の割合34.6%(⁠税引前利益)14.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.43倍1.31倍
従業員数(⁠単体)3,313人3,779人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はHOYAが75.9点、島津製作所が75点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

HOYA

HOYAは、メガネレンズやコンタクトレンズ、内視鏡などの医療機器(⁠ライフケア)と、半導体用のマスクブランクス・フォトマスクやハードディスク用ガラス基板(⁠情報・通信)を2本柱とする会社です。光学ガラスの製造から始まりました。

売上高は約9,477億円です。事業は、ライフケア(⁠メガネレンズ、コンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨など)と、情報・通信(⁠半導体用マスクブランクス・フォトマスク、FPD用フォトマスク、HDD用ガラス基板)の2分野です。

島津製作所

島津製作所は、液体クロマトグラフや質量分析システムなどの分析・計測機器、X線撮影システムなどの医用機器、産業機器、航空機器をつくる会社です。1875年に初代島津源蔵が京都で教育用理化学器械の製作を始めたのが起源です。

売上高は約5,607億円です。事業は、計測機器(⁠クロマト分析、質量分析、X線分析、試験機、臨床検査用試薬など)、医用機器(⁠血管撮影システム、X線TVシステムなど)、産業機器、航空機器などです。

歴史の違い

HOYA

  1. 1941年東京都保谷市(⁠今の西東京市)で東洋光学硝子製造所として創業し、光学ガラスの製造を始めます。
  2. 1962〜1974年メガネレンズ、ソフトコンタクトレンズ、半導体用マスクサブストレートの製造を次々に始めます。
  3. 1984〜1991年社名をHOYAに変え、眼内レンズ(⁠1987年)とHDD用ガラスディスク(⁠1991年)を始めます。
  4. 2007〜2011年ペンタックスをTOBで連結子会社にして翌年吸収合併する一方、2009年にクリスタル事業を終え、2011年にPENTAXイメージング・システム事業をリコーに譲渡します。

島津製作所

  1. 1875年初代島津源蔵が京都・木屋町二条で教育用理化学器械の製作を始めます。
  2. 1909年日本初の医療用X線装置を完成させます。
  3. 1917年蓄電池部門を分離独立させ(⁠のちの日本電池、今のジーエス・ユアサ)、株式会社になります。
  4. 1989年英国のクレイトス グループを買収します。

いま何に賭けているか

HOYA

ライフケアと情報・通信の2分野を柱に、ライフケア事業と、半導体・HDD関連製品を成長ドライバーとしています。次の10年、20年の成長を担う新しい事業の開発・獲得を重要な経営課題とし、内部開発とM&Aで新しい事業や技術を獲得するとしています。経営指標にはSVA(⁠Shareholders Value Added)を使っています。

島津製作所

社是は「⁠科学技術で社会に貢献する」、経営理念は「⁠『⁠人と地球の健康』への願いを実現する」です。ヘルスケア、グリーン、マテリアルなどの領域で、液体クロマトグラフ(⁠LC)や質量分析システム(⁠MS)を重点機種とし、AIとロボティクスによる分析の自動化を提案するとしています。有機フッ素化合物(⁠PFAS)規制への対応や、水素・アンモニアなどの新エネルギー開発向けの分析システムも開発しています。

よくある質問

HOYAと島津製作所はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はHOYAが約661万円、島津製作所が約683万円。ほぼ同じ水準。
HOYAと島津製作所はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はHOYAが75.9点、島津製作所が75点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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