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NTTの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、NTTの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. NTTはどんな会社か

NTTは、ドコモの携帯電話、NTT東日本・西日本の光回線、NTTデータのシステム開発などを束ねる、日本最大の通信グループの親会社です。もとは国の「⁠電電公社」で、1985年に民営化されました。

いまの状況:2026年に新しい中期の取り組みを公表し、AIを軸にした「⁠バリュー分野」で利益を大きく伸ばし、2030年度にEBITDA(⁠本業のもうけの目安)4兆円を目指すとしています。

転機:1999年 NTTを持株会社にして、地域の電話をNTT東日本・西日本に、長距離・国際をNTTコミュニケーションズに分ける再編を行います/2020〜2025年 ドコモを完全子会社に戻し、2025年には社名をNTT株式会社に変え、NTTデータグループも完全子会社にしました。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高14.41兆円情報通信業の上場580社中1位。
売上に対する税引前利益の割合11.0%業界中央値8.9%より2.1ポイント高い。
売上の4年の伸び1.19倍業界中央値は1.45倍。
従業員数(⁠単体)2,606人4年で1.05倍。
30歳換算年収約824万円業界中央値は約549万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはNTTの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • NTT株式会社そのものは社員約2,600人の持株会社で、実際に働く人の多くはドコモ、NTTデータ、NTT東西などの事業会社にいます。社員数が最も多いのはNTTデータを中心とするグローバル・ソリューション事業(⁠約20万人)で、通信事業ではありません。
  • 1988〜1999年にかけてデータ通信・携帯電話・地域通信を分けた会社が、2020年以降はドコモ、2025年にはNTTデータグループを完全子会社に戻しています。AIとIOWNでグループの力を一つにまとめるための再統合です。
  • 会社自身が厳しさの理由に挙げているのは、ネットワークを維持・増強する投資の重さと、携帯電話のお客さんの奪い合いです。そのうえで2030年度にEBITDA4兆円という目標を置いています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

NTT株式会社は、地域通信事業を主力とする会社。上場580社の中で売上1位の最大手クラス。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

NTTソフトバンクグループソフトバンクKDDI
売上高14.41兆円7.80兆円7.04兆円6.07兆円
利益率11.0%78.7%13.2%18.4%
4年の売上の伸び1.19倍1.25倍1.24倍1.11倍
30歳換算年収824万円1,034万円671万円804万円
月の残業未公表未公表22.3時間16.2時間

求める人物像

これにより、戦略実現に必要な役割・仕事(⁠ポスト)に見合う人材の配置を可能とし、社員のチャレンジ機会の創出・拡大を図っています。また、一般社員については、高い専門性やスキルを発揮し、自らのキャリアを切り拓き、真に実力あるプロフェッショナル人材へと成長していくことを目的として、2023年4月に新たな人事給与制度を導入しました。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・自律・変革・専門性・安全

会社自身が挙げているリスク

ビジネス。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 総合ICT事業:53,780人(⁠17%)
  • グローバル・ソリューション事業:201,140人(⁠64%)
  • 地域通信事業:61,567人(⁠19%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

当社の課題は
会社自身は「⁠ビジネス」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠バリュー分野」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠ビジネス」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い