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オムロン(⁠OMRON Corporation)の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、オムロン(⁠OMRON Corporation)の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. オムロン(⁠OMRON Corporation)はどんな会社か

オムロンは、工場の自動化に使うセンサーやコントローラーなどの制御機器を主力とする京都の会社です。血圧計などのヘルスケア機器や、社会システムも手がけています。1933年に立石一真が創業しました。

いまの状況:長期ビジョン「⁠Shaping The Future 2030」(⁠2022〜2030年度)の後半として、中期ロードマップ「⁠SF 2nd Stage」(⁠2026〜2030年度)を進めています。

転機:1990年 社名をオムロンに変えます/2003〜2004年 ヘルスケア事業を分社してオムロンヘルスケアを設立し、ATMなどの情報機器事業を日立との合弁会社に移します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高7,674億円電機・電子部品製造業の上場202社中22位。
売上に対する税引前利益の割合6.9%業界中央値8.5%より1.6ポイント低い。
売上の4年の伸び1.01倍業界中央値は1.21倍。
従業員数(⁠単体)3,855人4年で0.84倍。
30歳換算年収約648万円業界中央値は約531万円。
月の平均残業11.6時間業界中央値は14.5時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはオムロン(⁠OMRON Corporation)の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 企業理念は、創業者の立石一真が1959年に制定した社憲「⁠われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう」が土台です。2022年には定款に「⁠企業理念の実践」を記載しました。
  • 電子部品事業(⁠デバイス&モジュールソリューションズ)を非継続事業に分類しました。この事業には約6,100人がいます。
  • 世界初の無接点近接スイッチ(⁠1960年)、電子式自動感応式信号機(⁠1964年)、無人駅システム(⁠1967年)など、「⁠世界初」を多く持っています。制御機器事業は独自のコンセプト「⁠i-Automation!」を掲げています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

オムロン株式会社(⁠OMRON Corporation)は、上場202社の中で売上22位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

オムロン(⁠OMRON Cソニーグループ日本特殊陶業ファナック
売上高7,674億円8,021億円7,312億円8,578億円
利益率6.9%(⁠税引前)81.1%(⁠経常)22.6%(⁠税引前)26.5%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.01倍1.97倍1.49倍1.17倍
30歳換算年収648万円876万円740万円920万円
月の残業11.6時間22.2時間16.9時間24時間

4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

(⁠i)SF2030実現に向けた人財戦略(⁠SF2030策定時) 事業を通じた社会的課題の解決を実現する原動力は社員一人ひとりです。この考えのもと、企業理念の実践を通じて社会的課題の解決を志す、高い専門性を備えた多様な人財が集う組織を目指してきました。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・変革・創造・グローバル・現場

会社自身が挙げているリスク

会計・税務 ※ 重点テーマ、地政学 ※ 重点テーマ、IT・情報 ※ 重点テーマ、グループガバナンス・コンプライアンス、事業再編。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で残業が最も少ない。
当社の課題は
会社自身は「⁠会計・税務 ※ 重点テーマ」「⁠地政学 ※ 重点テーマ」「⁠IT・情報 ※ 重点テーマ」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Shaping The Future 2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年3月の会社分割について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 有価証券報告書で「⁠会計・税務 ※ 重点テーマ」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い