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西日本旅客鉄道の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、西日本旅客鉄道の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 西日本旅客鉄道はどんな会社か

JR西日本は、北陸・近畿・中国・九州北部の2府16県で、山陽新幹線や京阪神の在来線などを運行する鉄道会社です。駅ビルやショッピングセンター、ホテル、不動産、旅行の日本旅行も手がけています。

いまの状況:福知山線列車事故のような重大な事故を決して起こさないという決意のもと、安全性向上に取り組むことを経営の基本方針の最初に掲げています。

転機:1995年 阪神・淡路大震災で東海道本線と山陽新幹線が不通になり、4月に運転を再開します/2001年 旅行業を日本旅行に譲渡し、JR会社法の適用対象から外れて完全民営化します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.85兆円運輸・郵便業の上場111社中8位。
売上に対する経常利益の割合10.0%業界中央値7.1%より2.8ポイント高い。
売上の4年の伸び1.79倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)22,524人4年で0.99倍。
30歳換算年収約620万円業界中央値は約517万円。
月の平均残業11.4時間業界中央値は20.8時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは西日本旅客鉄道の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 経営の基本方針の最初に、福知山線列車事故のような重大な事故を決して発生させないという決意と、被害に遭われた方々への真摯な対応を書いています。
  • 社内を「⁠鉄道」「⁠物販・飲食」「⁠ホテル」「⁠ショッピングセンター」「⁠不動産」の5つのカンパニーで管理しています。社員約4.7万人のうち約3.5万人がモビリティ業です。
  • 会社は、人口減少による市場縮小、自然災害の激甚化、人財獲得競争の激化を経営環境の変化に挙げています。有給取得率は約90%です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

西日本旅客鉄道株式会社は、上場111社の中で売上8位の大手。稼ぎ方は「⁠人やモノを運び、運賃で稼ぐ型」。今は「⁠私たちの志」「⁠JR西日本グループ長期ビジョン2032」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

西日本旅客鉄道ヤマトホールディングス商船三井近鉄グループホールディン
売上高1.85兆円1.87兆円1.83兆円1.75兆円
利益率10.0%1.4%9.6%4.8%
4年の売上の伸び1.79倍1.04倍1.44倍2.53倍
30歳換算年収620万円1,086万円1,383万円599万円
月の残業11.4時間未公表12.5時間未公表

比べた4社の中で利益率が最も高い。

求める人物像

人財戦略として、以下の項目を柱とし、各種取り組みを推進していきます。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:安全・変革・共創・成長・挑戦

会社自身が挙げているリスク

鉄道事業に対する法的規制。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 人モビリティ業:35,151人(⁠80%)
  • 流通業:3,076人(⁠7%)
  • 不動産業:3,294人(⁠8%)
  • 旅行・地域ソリューション業:2,171人(⁠5%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、比べた4社の中で利益率が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠私たちの志」「⁠JR西日本グループ長期ビジョン2032」。事業の柱はモビリティ業・流通業・不動産業。
当社の課題は
会社自身は「⁠鉄道事業に対する法的規制」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠私たちの志」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠鉄道事業に対する法的規制」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い