トップ › 会社比較 › 鉄道 › 西日本旅客鉄道と東急

西日本旅客鉄道と東急の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。鉄道の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は西日本旅客鉄道が約620万円、東急が約695万円。東急のほうが約75万円高い。
  • 月の平均残業は西日本旅客鉄道が11.4時間、東急が15.7時間。西日本旅客鉄道のほうが月4.3時間少ない。
  • 売上高は西日本旅客鉄道が1.85兆円、東急が1.09兆円で、西日本旅客鉄道が約1.7倍の規模。

数字で比べる

西日本旅客鉄道東急
働きやすさの点数71.1点(⁠S-)68点(A+)
平均年収728万円(⁠37.4歳)903万円(⁠42歳)
30歳換算年収約620万円約695万円
月の平均残業11.4時間15.7時間
有給取得率89.9%未公表
平均勤続年数13.7年15.6年
売上高1.85兆円1.09兆円
売上に対する利益の割合10.0%(⁠経常利益)10.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.79倍1.24倍
従業員数(⁠単体)22,524人1,551人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は西日本旅客鉄道が10.0%、東急が10.7%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びは西日本旅客鉄道が1.79倍、東急が1.24倍で、勢いは西日本旅客鉄道が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は西日本旅客鉄道が71.1点、東急が68点で、西日本旅客鉄道が上回る。

何で稼いでいるかの違い

西日本旅客鉄道

JR西日本は、北陸・近畿・中国・九州北部の2府16県で、山陽新幹線や京阪神の在来線などを運行する鉄道会社です。駅ビルやショッピングセンター、ホテル、不動産、旅行の日本旅行も手がけています。

売上高は約1.85兆円です。事業は、モビリティ業(⁠鉄道、バス、宮島フェリーなど)、流通業、不動産業、旅行・地域ソリューション業などです。社内では「⁠鉄道」「⁠物販・飲食」「⁠ホテル」「⁠ショッピングセンター」「⁠不動産」の5つのカンパニーで管理しています。

東急

東急は、東京西南部と神奈川で鉄道(⁠東横線、田園都市線など)を走らせる東急電鉄の親会社で、沿線を中心とした不動産開発、生活サービス、ホテル・リゾートも手がけています。多摩田園都市のように、鉄道と一緒に街をつくってきた会社です。

売上高は約1.09兆円です。事業は、交通(⁠鉄道、バス、仙台空港の運営など)、不動産(⁠宅地の造成販売、沿線のビル賃貸、ベトナムでの住宅開発など)、生活サービス、ホテル・リゾートの4つです。

歴史の違い

西日本旅客鉄道

  1. 1972〜1975年国鉄時代に山陽新幹線が新大阪〜岡山、岡山〜博多で開業します。
  2. 1987年国鉄の分割民営化で、西日本旅客鉄道が設立されます。
  3. 1991〜1997年山陽新幹線の鉄道施設を譲り受け、関西空港線(⁠1994年)、JR東西線(⁠1997年)を開業します。
  4. 1995年阪神・淡路大震災で東海道本線と山陽新幹線が不通になり、4月に運転を再開します。

東急

  1. 1922〜1928年前身の目黒蒲田電鉄が創立され、1928年に田園都市株式会社を合併します。
  2. 1942〜1948年京浜電気鉄道、小田急電鉄、京王電気軌道を合併して東京急行電鉄になり、1948年に京王帝都、小田急、京浜急行を分離します。
  3. 1953〜1966年東急不動産を設立し、多摩田園都市の区画整理を進め、1966年に田園都市線(⁠溝の口〜長津田)を開通させます。
  4. 2019年社名を東京急行電鉄から東急に変え、鉄軌道業を東急電鉄に分社します。

いま何に賭けているか

西日本旅客鉄道

福知山線列車事故のような重大な事故を決して起こさないという決意のもと、安全性向上に取り組むことを経営の基本方針の最初に掲げています。2023年に「⁠私たちの志」を策定し、「⁠JR西日本グループ長期ビジョン2032」で2035年にありたい姿を定め、「⁠地域共生企業」として地域の課題解決に取り組むとしています。

東急

2024年度からの中期3か年経営計画を「⁠再起動の期間」と位置づけ、交通・不動産を軸にした事業間シナジーと再投資による「⁠長期循環型事業」を目指すビジネスモデルに掲げています。ビジョンワードは「⁠Creative Act.創造力でしなやかに“世界が憧れるまち”を」です。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら東急、時間のゆとりを取るなら西日本旅客鉄道。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい西日本旅客鉄道。

よくある質問

西日本旅客鉄道と東急はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は西日本旅客鉄道が約620万円、東急が約695万円。東急のほうが約75万円高い。
西日本旅客鉄道と東急はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は西日本旅客鉄道が11.4時間、東急が15.7時間。西日本旅客鉄道のほうが月4.3時間少ない。
西日本旅客鉄道と東急はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は西日本旅客鉄道が71.1点、東急が68点で、西日本旅客鉄道が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく