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クボタの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、クボタの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. クボタはどんな会社か

クボタは、トラクタや田植機などの農業機械で国内トップ、世界でも有数のメーカーです。もとは水道管をつくる会社で、今も「⁠食料・水・環境」を事業の軸にしています。売上の多くは北米などの海外です。

いまの状況:長期ビジョン「⁠GMB2030」で、「⁠命を支えるプラットフォーマー」を目指しています。

転機:1972年 アメリカにトラクタの販売会社をつくり、北米に打って出ます/2012〜2022年 ノルウェー、アメリカの農機の作業機メーカーや、インドのトラクタメーカー、エスコーツを買収し、世界で戦う体制を広げます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高3.02兆円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中1位。
売上に対する税引前利益の割合9.3%業界中央値7.6%より1.8ポイント高い。
売上の4年の伸び1.37倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)15,897人4年で1.36倍。
30歳換算年収約694万円業界中央値は約505万円。
月の平均残業20.1時間業界中央値は13.2時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはクボタの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 水道用の鉄管(⁠1893年〜)から始まり、小型エンジン(⁠1922年〜)を経て農業機械の会社になりました。今の「⁠食料・水・環境」という軸は、この歴史そのものです。
  • 会社自身が、前の中期経営計画の期間に売上は大きく増えた一方で営業利益率が下がったこと、ヒット商品が少ないこと、ソリューションビジネスが育っていないことを課題に挙げています。2026年からの計画では、量から利益率・資本効率へと重視するものを切り替えます。
  • 国内では米価の高騰で農家の設備投資が増え、水道インフラの老朽化で更新の需要もあります。一方、会社は短期的な逆風としてアメリカの関税政策を挙げています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社クボタは、上場260社の中で売上1位の最大手クラス。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠GMB2030」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

クボタ任天堂京セラAGC
売上高3.02兆円2.31兆円2.07兆円2.06兆円
利益率9.3%(⁠税引前)23.4%(⁠経常)8.2%(⁠税引前)6.1%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.37倍1.36倍1.13倍1.21倍
30歳換算年収694万円781万円594万円676万円
月の残業20.1時間未公表15.7時間未公表

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

2 人的資本戦略当社の人的資本戦略は、経営戦略と一体となって策定しており、事業成長と収益力向上を支える人財基盤の強化を目的としています。具体的には、経営資源の選択と集中、バランスシートを意識した戦略的な財務運営、未来の成長を支える強靭なグローバル基盤という経営方針と連動し、人的資本の観点から組織力と人財力の高度化を進めています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・自律・挑戦・イノベーション

どの事業に人がいるか

  • 機械:41,342人(⁠83%)
  • 水・環境:8,379人(⁠17%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠GMB2030」。事業の柱は機械主として農業。

5. 逆質問の例

  • 「⁠GMB2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い