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小松製作所とクボタの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。機械・重工の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は小松製作所が約699万円、クボタが約694万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高は小松製作所が4.13兆円、クボタが3.02兆円で、小松製作所が約1.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は小松製作所が13.0%、クボタが9.3%で、小松製作所のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

小松製作所クボタ
働きやすさの点数74.7点(⁠S)65.3点(⁠A)
平均年収902万円(⁠41.7歳)861万円(⁠39.9歳)
30歳換算年収約699万円約694万円
月の平均残業未公表20.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.1年14.8年
売上高4.13兆円3.02兆円
売上に対する利益の割合13.0%(⁠税引前利益)9.3%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.47倍1.37倍
従業員数(⁠単体)12,435人15,897人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは小松製作所が1.47倍、クボタが1.37倍で、勢いは小松製作所が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は小松製作所が74.7点、クボタが65.3点で、小松製作所が上回る。

何で稼いでいるかの違い

小松製作所

小松製作所(⁠コマツ)は、油圧ショベルやブルドーザー、鉱山で使う巨大なダンプトラックなどをつくる建設機械メーカーです。石川県小松市で生まれ、今は売上の多くを海外で稼いでいます。機械を売るだけでなく、工事現場や鉱山の「⁠働き方」までデジタルで変えるソリューションに力を入れています。

売上高は約4.1兆円で、機械製造業で国内2位です。事業は、建設機械・車両、リテールファイナンス(⁠機械を買うお客さん向けのローン)、産業機械(⁠プレス機械など)の3つで、社員約6.7万人のうち約6.2万人が建設機械・車両の事業にいます。

クボタ

クボタは、トラクタや田植機などの農業機械で国内トップ、世界でも有数のメーカーです。もとは水道管をつくる会社で、今も「⁠食料・水・環境」を事業の軸にしています。売上の多くは北米などの海外です。

売上高は約3.0兆円です。事業は「⁠機械」と「⁠水・環境」の二つが柱です。社員約5.3万人のうち約4.1万人が機械事業にいて、会社の中心は農業機械・建設機械・エンジンです。

歴史の違い

小松製作所

  1. 1921年竹内鉱業から小松鉄工所を分けて、石川県小松町に小松製作所を設立します。
  2. 1950年代〜1960年代工場を大阪、川崎、小山などに広げ、建設機械のメーカーとして成長します。
  3. 1988年アメリカのドレッサー社と合弁会社をつくり、北米での事業を本格化します。
  4. 2007〜2009年茨城・金沢に新工場を建て、国内の建機販売会社を一つにまとめます。

クボタ

  1. 1890年久保田権四郎が大阪で鋳物の工場を始めます。
  2. 1922年農業や工場で使う小型エンジンの製造を始めます。
  3. 1960年代水処理の事業に本格的に進出し、田植機やバインダーの量産も始めます。
  4. 1972年アメリカにトラクタの販売会社をつくり、北米に打って出ます。

いま何に賭けているか

小松製作所

2025年4月からの中期経営計画「⁠Driving value with ambition 価値創造への挑戦」で、ありたい姿を「⁠安全で生産性の高いクリーンな現場を実現するソリューションパートナー」と定めています。スマートコンストラクションや鉱山の無人ダンプトラック運行システム(⁠AHS)を進化させ、電動化・自動化・遠隔操作の技術を広げていくとしています。

クボタ

長期ビジョン「⁠GMB2030」で、「⁠命を支えるプラットフォーマー」を目指しています。2026年からの新中期経営計画では、これまでの「⁠たくさん売る」経営から、利益率や資本の使い方を重視する経営へ切り替えるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い小松製作所のほうが景気の波に強い。

よくある質問

小松製作所とクボタはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は小松製作所が約699万円、クボタが約694万円。ほぼ同じ水準。
小松製作所とクボタはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は小松製作所が74.7点、クボタが65.3点で、小松製作所が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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