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小糸製作所の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、小糸製作所の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 小糸製作所はどんな会社か

小糸製作所は、自動車のヘッドランプなどの照明器をつくる会社です。鉄道車両部品、道路交通信号、航空機部品なども手がけています。1915年に鉄道信号灯用のレンズを売る小糸源六郎商店として東京・京橋で創業しました。

いまの状況:企業メッセージは「⁠安全を光に託して」です。

転機:1983〜2005年 米国、タイ、中国、インド、チェコなどに生産会社をつくります/2003〜2007年 世界初のスイブル式AFS(⁠配光可変型ヘッドランプ)、世界初の水銀フリーディスチャージヘッドランプ、世界初のLEDヘッドランプを生産・販売します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高9,476億円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中13位。
売上に対する経常利益の割合6.2%業界中央値7.6%より1.4ポイント低い。
売上の4年の伸び1.25倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)4,247人4年で0.96倍。
30歳換算年収約505万円業界中央値は約505万円。
月の平均残業10時間業界中央値は13.2時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは小糸製作所の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 世界初のLEDヘッドランプ(⁠2007年)など、ヘッドランプの新しい技術を次々に商品化してきました。
  • 自動車照明だけでなく、道路交通信号、交通管制システム、鉄道車両制御機器、航空機部品などもつくっています。
  • 当期はLiDAR事業と中国事業で特別損失(⁠減損損失)を計上しました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社小糸製作所は、自動車照明器、航空機部品、鉄道車両部品、各種電気機器などの製造・販売、並びにこれに関連した物流などを主力とする会社。上場260社の中で売上13位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

小糸製作所ニッスイ太平洋セメントブラザー工業
売上高9,476億円9,313億円8,984億円8,935億円
利益率6.2%(⁠経常)4.6%(⁠経常)8.4%(⁠経常)9.2%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.25倍1.34倍1.27倍1.26倍
30歳換算年収505万円644万円687万円599万円
月の残業10時間14.3時間17.6時間14.9時間

4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

この考え方に基づき、2022年度に「⁠KOITO VISION~人と地球の未来を照らす~」を策定、2030年度経営目標の達成に向け、人材を重要な経営資源の一つと位置づけ、グループ戦略と連動した人材の確保・育成に取り組んでおります。更に、従業員が安定した生活を営むことができるよう配慮するとともに、人材の確保および定着に資する競争力のある報酬水準の維持・向上に努めております。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:安全・成長・創造・多様性・品質

会社自身が挙げているリスク

基本的な考え方、推進体制。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 日本:7,356人(⁠34%)
  • 米州:6,762人(⁠32%)
  • 中国:1,440人(⁠7%)
  • アジア:4,849人(⁠23%)
  • 欧州:1,010人(⁠5%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で残業が最も少ない。
当社の課題は
会社自身は「⁠基本的な考え方」「⁠推進体制」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠安全を光に託して」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠基本的な考え方」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い