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小糸製作所とニフコの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は小糸製作所が約505万円、ニフコが約568万円。ニフコのほうが約63万円高い。
  • 月の平均残業は小糸製作所が10時間、ニフコが25.7時間。小糸製作所のほうが月15.7時間少ない。
  • 売上高は小糸製作所が9,476億円、ニフコが3,526億円で、小糸製作所が約2.7倍の規模。

数字で比べる

小糸製作所ニフコ
働きやすさの点数64.7点(⁠A)60.2点(⁠A-)
平均年収670万円(⁠43歳)746万円(⁠42.5歳)
30歳換算年収約505万円約568万円
月の平均残業10時間25.7時間
有給取得率未公表78.6%
平均勤続年数20.9年15.6年
売上高9,476億円3,526億円
売上に対する利益の割合6.2%(⁠経常利益)14.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.25倍1.24倍
従業員数(⁠単体)4,247人1,412人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は小糸製作所が6.2%、ニフコが14.5%で、ニフコのほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は小糸製作所が64.7点、ニフコが60.2点で、小糸製作所が上回る。

何で稼いでいるかの違い

小糸製作所

小糸製作所は、自動車のヘッドランプなどの照明器をつくる会社です。鉄道車両部品、道路交通信号、航空機部品なども手がけています。1915年に鉄道信号灯用のレンズを売る小糸源六郎商店として東京・京橋で創業しました。

売上高は約9,476億円です。地域別のセグメントは、日本、米州、中国、アジア、欧州です。LEDヘッドランプ、標識灯、ヘッドランプクリーナ、LiDARなどのセンサシステムをつくっています。

ニフコ

ニフコは、自動車の内装・外装部品や工業用プラスチック・ファスナーなどのエンジニアリングプラスチック製品をつくる会社です。ベッドのシモンズも子会社です。1967年に日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で、日本工業ファスナーとして設立されました。

売上高は約3,526億円です。事業は、合成樹脂成形品(⁠工業用プラスチック・ファスナー、精密成形部品、金型)と、ベッド及び家具(⁠シモンズ)の2つです。

歴史の違い

小糸製作所

  1. 1915年小糸源六郎商店を東京・京橋で創業し、鉄道信号灯用のフレネルレンズを売り始めます。
  2. 1936年株式会社小糸製作所を設立します。
  3. 1957〜1996年シールドビームヘッドランプ、ハロゲンヘッドランプ、ディスチャージヘッドランプを順に生産・販売します。
  4. 1983〜2005年米国、タイ、中国、インド、チェコなどに生産会社をつくります。

ニフコ

  1. 1967〜1970年日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で日本工業ファスナーを設立し、ニフコに社名を変えます。
  2. 1979〜1984年東京証券取引所に上場し、台湾に合弁会社をつくります。
  3. 1985〜1996年韓国、米国、香港、タイ、英国、マレーシア、シンガポール、中国で会社を設立・買収します。
  4. 1996年ジャパンタイムズとシモンズを子会社にします。

いま何に賭けているか

小糸製作所

企業メッセージは「⁠安全を光に託して」です。日本・米州・欧州・中国・アジアのグローバル5極体制を充実させ、コネクティッド・自動運転などのモビリティ変化に対応する先端技術を開発するとしています。当期は米州のハイブリッド車需要増などで売上高が前期比3.4%増えましたが、純利益はLiDAR事業や中国事業の減損損失の影響を受けました。

ニフコ

長期ビジョン(⁠NIFCO GROUP VISION 2035)は「⁠”アイデア”を”カタチ”にする会社」で、「⁠世界のMobility社会をリードする”Great”Company」を目指しています。独立系の自動車部品メーカーとして、自動車の内外装、ADAS部品、電動車のパワートレイン関連部品などを伸ばすとしています。2026年度から、目標を固定した「⁠固定型中期経営計画」に切り替えました。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならニフコ、時間のゆとりを取るなら小糸製作所。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いニフコのほうが景気の波に強い。

よくある質問

小糸製作所とニフコはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は小糸製作所が約505万円、ニフコが約568万円。ニフコのほうが約63万円高い。
小糸製作所とニフコはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は小糸製作所が10時間、ニフコが25.7時間。小糸製作所のほうが月15.7時間少ない。
小糸製作所とニフコはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は小糸製作所が64.7点、ニフコが60.2点で、小糸製作所が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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