トップ › 精密機器・日用品などの製造業 › ニッスイ › 面接対策

ニッスイの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、ニッスイの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. ニッスイはどんな会社か

ニッスイ(⁠旧日本水産)は、漁業・養殖・水産物の加工販売、冷凍食品や魚肉ソーセージなどの食品、EPA・DHAなどのファインケミカル、冷蔵倉庫などの物流を手がける会社です。1911年に田村市郎が下関でトロール漁業を始めたのが起源で、2022年に社名をニッスイに変えました。

いまの状況:長期ビジョン「⁠GOOD FOODS 2030」で、2030年に海外所在地売上高比率50%、売上高1兆円、営業利益500億円を目指しています。

転機:1982年 EPA(⁠エイコサペンタエン酸)の栄養補助食品の販売を始めます/2001〜2006年 北米で家庭用水産調理冷凍食品「⁠ゴートンズ」などの事業を買収し、2022年に社名をニッスイに変えます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高9,313億円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中14位。
売上に対する経常利益の割合4.6%業界中央値7.6%より2.9ポイント低い。
売上の4年の伸び1.34倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)1,489人4年で1.17倍。
30歳換算年収約644万円業界中央値は約505万円。
月の平均残業14.3時間業界中央値は13.2時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはニッスイの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 漁業から始まった会社ですが、今は食品事業(⁠加工、チルド)の社員が水産事業より多くなっています。
  • EPA・DHAなどの機能性原料や、特定保健用食品「⁠イマークS」などの健康食品もつくっています。
  • 2030年に海外所在地売上高比率50%を目指し、北米・欧州の事業拡大や、南米での養殖会社の買収を進めています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社ニッスイは、水産事業、食品事業、ファイン事業及び物流事業を主力とする会社。上場260社の中で売上14位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

ニッスイ小糸製作所太平洋セメントブラザー工業
売上高9,313億円9,476億円8,984億円8,935億円
利益率4.6%(⁠経常)6.2%(⁠経常)8.4%(⁠経常)9.2%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.34倍1.25倍1.27倍1.26倍
30歳換算年収644万円505万円687万円599万円
月の残業14.3時間10時間17.6時間14.9時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・共創・創造

会社自身が挙げているリスク

従業員の状況等、サステナビリティに関する考え方及び取組、テーマ別課題 気候変動への対応。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 水産事業:4,617人(⁠44%)
  • 食品事業:4,929人(⁠47%)
  • ファイン事業:255人(⁠2%)
  • 物流事業:738人(⁠7%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
当社の課題は
会社自身は「⁠従業員の状況等」「⁠サステナビリティに関する考え方及び取組」「⁠テーマ別課題 気候変動への対応」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠GOOD FOODS 2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年1月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 有価証券報告書で「⁠従業員の状況等」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い