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大王製紙と北越コーポレーションの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。製紙の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は大王製紙が約468万円、北越コーポレーションが約457万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高は大王製紙が6,668億円、北越コーポレーションが2,877億円で、大王製紙が約2.3倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は大王製紙が3.2%、北越コーポレーションが3.9%で、差は小さい。

数字で比べる

大王製紙北越コーポレーション
働きやすさの点数55.2点(⁠B)62.1点(⁠A-)
平均年収637万円(⁠44.2歳)633万円(⁠45歳)
30歳換算年収約468万円約457万円
月の平均残業20.6時間未公表
有給取得率79.6%未公表
平均勤続年数19.6年22年
売上高6,668億円2,877億円
売上に対する利益の割合3.2%(⁠経常利益)3.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.09倍1.10倍
従業員数(⁠単体)2,356人1,479人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は大王製紙が55.2点、北越コーポレーションが62.1点で、北越コーポレーションが上回る。

何で稼いでいるかの違い

大王製紙

大王製紙は、ティシューペーパー「⁠エリエール」や大人用紙おむつ「⁠アテント」などのホーム&パーソナルケア製品と、新聞用紙・印刷用紙・段ボールなどの紙・板紙をつくる会社です。1943年に四国紙業など14社が合同して、愛媛県で和紙の製造販売を目的に設立されました。

売上高は約6,668億円です。事業は、紙・板紙(⁠新聞用紙、印刷用紙、包装用紙、板紙、段ボールなど)と、ホーム&パーソナルケア(⁠衛生用紙、紙おむつ、フェミニンケア用品、ウエットワイプ、ペット用品など)が中心です。

北越コーポレーション

北越コーポレーション(⁠旧北越製紙)は、洋紙、板紙、パルプなどをつくる製紙会社です。紙器・液体容器などのパッケージング・紙加工も手がけています。1907年に新潟県長岡市で北越製紙として創業しました。

売上高は約2,877億円です。事業は、紙パルプ事業、パッケージング・紙加工事業(⁠紙器・液体容器、紙加工品)、その他(⁠木材、建設、運送・倉庫など)です。

歴史の違い

大王製紙

  1. 1943年四国紙業など14企業が合同して大王製紙を設立します。
  2. 1962〜1965年会社更生手続を申し立て、1965年に手続を終えます。
  3. 1979年ティシューペーパー「⁠エリエール」の製造販売を始め、家庭紙市場に参入します。
  4. 2007年米国P&G社から大人用紙おむつ「⁠アテント」事業を譲り受けます。

北越コーポレーション

  1. 1907〜1908年長岡市で北越製紙を創業し、板紙の製造を始めます。
  2. 1968年新潟工場で、わが国初の表裏のない板紙の生産を始めます。
  3. 2009〜2011年紀州製紙を完全子会社にして社名を北越紀州製紙に変え、2011年に吸収合併します。
  4. 2012〜2015年Bernard Dumas、Alpac Forest Products などを完全子会社にします。

いま何に賭けているか

大王製紙

経営理念は「⁠世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ」です。2024年度から第5次中期事業計画「⁠Reframe ~基盤の強化~」を進め、2035年度までの長期ビジョン「⁠Daio Group Transformation 2035」で、活動領域を日本中心からグローバル視点へ移す「⁠エリアの変革」などの4つの変革を掲げています。

北越コーポレーション

長期経営ビジョン「⁠Vision 2030」の最終ステップとして、2026年4月から「⁠中期経営計画 2030」を始めました。事業ポートフォリオシフトの加速などを基本方針とし、洋紙輸出営業本部と新規事業開発室を設けています。環境面では、2050年までにCO2排出実質ゼロに挑戦するとしています。

よくある質問

大王製紙と北越コーポレーションはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は大王製紙が約468万円、北越コーポレーションが約457万円。ほぼ同じ水準。
大王製紙と北越コーポレーションはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は大王製紙が55.2点、北越コーポレーションが62.1点で、北越コーポレーションが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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