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大王製紙とレンゴーの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。製紙の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は大王製紙が約468万円、レンゴーが約629万円。レンゴーのほうが約161万円高い。
  • 月の平均残業は大王製紙が20.6時間、レンゴーが15.4時間。レンゴーのほうが月5.2時間少ない。
  • 売上高は大王製紙が6,668億円、レンゴーが1.01兆円で、レンゴーが約1.5倍の規模。

数字で比べる

大王製紙レンゴー
働きやすさの点数55.2点(⁠B)69.3点(⁠A+)
平均年収637万円(⁠44.2歳)818万円(⁠42.1歳)
30歳換算年収約468万円約629万円
月の平均残業20.6時間15.4時間
有給取得率79.6%未公表
平均勤続年数19.6年25年
売上高6,668億円1.01兆円
売上に対する利益の割合3.2%(⁠経常利益)3.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.09倍1.35倍
従業員数(⁠単体)2,356人4,426人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は大王製紙が3.2%、レンゴーが3.7%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びは大王製紙が1.09倍、レンゴーが1.35倍で、勢いはレンゴーが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は大王製紙が55.2点、レンゴーが69.3点で、レンゴーが上回る。

何で稼いでいるかの違い

大王製紙

大王製紙は、ティシューペーパー「⁠エリエール」や大人用紙おむつ「⁠アテント」などのホーム&パーソナルケア製品と、新聞用紙・印刷用紙・段ボールなどの紙・板紙をつくる会社です。1943年に四国紙業など14社が合同して、愛媛県で和紙の製造販売を目的に設立されました。

売上高は約6,668億円です。事業は、紙・板紙(⁠新聞用紙、印刷用紙、包装用紙、板紙、段ボールなど)と、ホーム&パーソナルケア(⁠衛生用紙、紙おむつ、フェミニンケア用品、ウエットワイプ、ペット用品など)が中心です。

レンゴー

レンゴーは、段ボールと、その原料になる板紙をつくる会社です。紙器、軟包装、重包装、海外事業も持っています。1909年に井上貞治郎が日本で初めて段ボール事業を始めたのが起源です。

売上高は約1.01兆円です。事業は、板紙・紙加工(⁠板紙、段ボール、クラフトパルプ)、軟包装(⁠朋和産業、アールエム東セロなど)、重包装(⁠日本マタイ)、海外、その他の5つです。缶ビールの6缶パックなどに使うマルチパックもつくっています。

歴史の違い

大王製紙

  1. 1943年四国紙業など14企業が合同して大王製紙を設立します。
  2. 1962〜1965年会社更生手続を申し立て、1965年に手続を終えます。
  3. 1979年ティシューペーパー「⁠エリエール」の製造販売を始め、家庭紙市場に参入します。
  4. 2007年米国P&G社から大人用紙おむつ「⁠アテント」事業を譲り受けます。

レンゴー

  1. 1909年井上貞治郎が三盛舎の名前で日本で初めて段ボール事業を始めます。
  2. 1920年聯合紙器株式会社を設立します。
  3. 1936年淀川工場で原紙から段ボールまでの一貫生産を始めます。
  4. 1972年社名をレンゴーに変えます。

いま何に賭けているか

大王製紙

経営理念は「⁠世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ」です。2024年度から第5次中期事業計画「⁠Reframe ~基盤の強化~」を進め、2035年度までの長期ビジョン「⁠Daio Group Transformation 2035」で、活動領域を日本中心からグローバル視点へ移す「⁠エリアの変革」などの4つの変革を掲げています。

レンゴー

「⁠製紙」「⁠段ボール」「⁠紙器」「⁠軟包装」「⁠重包装」「⁠海外」の6つのコア事業で、包装全般にわたるソリューションを提供する「⁠ゼネラル・パッケージング・インダストリー(⁠GPI)」を目指しています。海外事業を今後の成長分野とし、2022年にはドイツにレンゴー・ヨーロッパ社を設立しました。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でレンゴーが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいレンゴー。

よくある質問

大王製紙とレンゴーはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は大王製紙が約468万円、レンゴーが約629万円。レンゴーのほうが約161万円高い。
大王製紙とレンゴーはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は大王製紙が20.6時間、レンゴーが15.4時間。レンゴーのほうが月5.2時間少ない。
大王製紙とレンゴーはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は大王製紙が55.2点、レンゴーが69.3点で、レンゴーが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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