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ニデックと東京エレクトロンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はニデックが約583万円、東京エレクトロンが約1,038万円。東京エレクトロンのほうが約455万円高い。
  • 売上高はニデックが2.61兆円、東京エレクトロンが2.44兆円で、規模は近い。
  • 売上の4年の伸びはニデックが1.61倍、東京エレクトロンが1.22倍で、勢いはニデックが上。

数字で比べる

ニデック東京エレクトロン
働きやすさの点数57.2点(⁠B)85.2点(⁠S)
平均年収760万円(⁠42.2歳)1,380万円(⁠43.1歳)
30歳換算年収約583万円約1,038万円
月の平均残業21.1時間未公表
有給取得率71.7%未公表
平均勤続年数11.4年14.7年
売上高2.61兆円2.44兆円
売上に対する利益の割合8.9%(⁠税引前利益)25.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.61倍1.22倍
従業員数(⁠単体)1,714人2,309人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はニデックが57.2点、東京エレクトロンが85.2点で、東京エレクトロンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ニデック

ニデック(⁠旧・日本電産)は、パソコンのハードディスクから、自動車、家電、工場の機械まで、あらゆる「⁠回るもの」を動かすモーターをつくる世界的なメーカーです。1973年に京都で創業し、国内外の会社を次々に買収して急成長しました。

売上高は約2.6兆円で、電機業界で国内8位です。事業は、精密小型モータ(⁠ハードディスク用など)、車載用製品、家電・商業・産業用モータ、工作機械などの機械事業に分かれています。

東京エレクトロン

東京エレクトロン(⁠TEL)は、半導体をつくるための製造装置のメーカーです。半導体の工場で使われる装置を開発・製造し、世界中の半導体メーカーに販売・保守しています。日本を代表する高収益企業の一つです。

売上高は約2.4兆円です。事業は「⁠半導体製造装置」の一つだけで、装置の開発・製造・販売と、納めた装置の保守サービスで稼いでいます。

歴史の違い

ニデック

  1. 1973年京都市に日本電産が設立されます。
  2. 1976〜1990年代アメリカ、シンガポール、タイ、中国、台湾、ドイツなどに次々と拠点をつくり、ハードディスク用モーターで成長します。
  3. 1995〜2003年シンポ工業、トーソク、コパル、三協精機製作所など、国内のメーカーに次々と資本参加し、事業を広げます。
  4. 2006〜2010年フランスのヴァレオのモーター事業、アメリカのエマソンのモーター事業などを買収し、自動車・家電・産業用へと広がります。

東京エレクトロン

  1. 1963年東京放送(⁠TBS)の関係会社として、「⁠東京エレクトロン研究所」が設立されます。
  2. 1970〜1980年代技術専門商社としてスタートした会社が、開発・製造機能を持つメーカーへと変わっていきます。
  3. 1990〜1993年山梨、東北、九州などの製造子会社を再編し、製造体制を固めます。
  4. 1993〜2012年韓国、欧州、台湾、中国、シンガポールに拠点をつくり、世界の半導体メーカーを支える販売・サポート体制を築きます。

いま何に賭けているか

ニデック

新中期経営計画「⁠Conversion2027」で、事業の再編・拠点の統廃合・人員削減を含む「⁠高収益構造への転換」を掲げています。AI社会、インフラとエネルギー、生産効率化、より良い生活、モビリティの「⁠事業5本柱」に力を集中し、2027年度に売上高2.9兆円、営業利益率12%を目指しています。

東京エレクトロン

ビジョンは「⁠半導体の技術革新に貢献する夢と活力のある会社」です。付加価値の高い最先端の装置と技術サービスを生み出し続け、その利益を次の成長投資につなげることで、「⁠ワールドクラスの高収益企業」を目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいニデック。

よくある質問

ニデックと東京エレクトロンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はニデックが約583万円、東京エレクトロンが約1,038万円。東京エレクトロンのほうが約455万円高い。
ニデックと東京エレクトロンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はニデックが57.2点、東京エレクトロンが85.2点で、東京エレクトロンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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