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ジェイテクトと日本製鋼所の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はジェイテクトが約603万円、日本製鋼所が約590万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高はジェイテクトが1.92兆円、日本製鋼所が2,749億円で、ジェイテクトが約7.0倍の規模。
  • 当サイトの働きやすさの点数はジェイテクトが69.1点、日本製鋼所が57.4点で、ジェイテクトが上回る。

数字で比べる

ジェイテクト日本製鋼所
働きやすさの点数69.1点(⁠A+)57.4点(⁠B)
平均年収773万円(⁠41.4歳)714万円(⁠38.8歳)
30歳換算年収約603万円約590万円
月の平均残業未公表16時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.2年9.9年
売上高1.92兆円2,749億円
売上に対する利益の割合1.4%(⁠税引前利益)9.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.35倍1.29倍
従業員数(⁠単体)11,109人2,028人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

ジェイテクト

ジェイテクトは、自動車の電動パワーステアリング、ベアリング(⁠軸受)、工作機械をつくる会社です。2006年に、ベアリングの光洋精工と、工作機械の豊田工機が合併してできました。売上収益の約8割を自動車産業が占めます。

売上高は約1.92兆円です。事業は、自動車(⁠電動パワーステアリング、ステアバイワイヤシステム、4WD用カップリングなど)、産機・軸受(⁠各種ベアリング、オイルシールなど)、工作機械(⁠研削盤、マシニングセンタなど)の3つです。

日本製鋼所

日本製鋼所は、樹脂製造・加工機械やプラスチック射出成形機などの産業機械と、鋳鍛鋼製品などの素形材・エンジニアリング事業を営む会社です。1907年に北海道炭礦汽船と英国のアームストロング・ウイットウォース社、ビッカース社の3社共同出資で、北海道室蘭に設立されました。

売上高は約2,749億円です。事業は、産業機械(⁠樹脂製造・加工機械、射出成形機など)、素形材・エンジニアリング、その他の3つです。

歴史の違い

ジェイテクト

  1. 1921年大阪で光洋精工社が創設され、ベアリングの生産を始めます。
  2. 1941年工作機械の生産のため、トヨタ自動車工業から分かれて豊田工機が設立されます。
  3. 1968年豊田工機が自動車用パワーステアリングの開発に成功し、生産を始めます。
  4. 1980年トヨタ自動車工業が光洋精工の筆頭株主になります。

日本製鋼所

  1. 1907年北海道炭礦汽船と英国の2社の共同出資で設立され、本店と工場を室蘭に置きます。
  2. 1919〜1920年北海道製鉄を合併し、広島製作所をつくります。
  3. 1950〜1951年新たに日本製鋼所を設立し、東京・大阪の証券取引所に上場します。
  4. 1978年米国に会社をつくります。

いま何に賭けているか

ジェイテクト

2030年までの目指す姿は「⁠モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」です。第二期中期経営計画(⁠2024〜2026年度)で「⁠既存事業の成長と新規事業の育成」を進めています。ROE、PBR、事業利益率を重要指標にしています。

日本製鋼所

パーパスは「⁠『⁠Material Revolution®』の力で世界を持続可能で豊かにする。」です。マテリアリティとして「⁠プラスチック資源循環社会の実現」「⁠低炭素社会への貢献」「⁠超スマート社会への貢献」などを挙げています。社会課題を解決する産業機械と新素材の開発・実装を進めるとしています。

よくある質問

ジェイテクトと日本製鋼所はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はジェイテクトが約603万円、日本製鋼所が約590万円。ほぼ同じ水準。
ジェイテクトと日本製鋼所はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はジェイテクトが69.1点、日本製鋼所が57.4点で、ジェイテクトが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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