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ブラザー工業とニコンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。精密・事務機器の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はブラザー工業が約599万円、ニコンが約617万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はブラザー工業が14.9時間、ニコンが6.1時間。ニコンのほうが月8.8時間少ない。
  • 売上高はブラザー工業が8,935億円、ニコンが6,772億円で、ブラザー工業が約1.3倍の規模。

数字で比べる

ブラザー工業ニコン
働きやすさの点数60.1点(⁠A-)66.3点(⁠A)
平均年収805万円(⁠43.6歳)799万円(⁠41.9歳)
30歳換算年収約599万円約617万円
月の平均残業14.9時間6.1時間
有給取得率未公表75%
平均勤続年数15.9年13.6年
売上高8,935億円6,772億円
売上に対する利益の割合9.2%(⁠税引前利益)-12.7%(⁠純利益)
売上の4年の伸び1.26倍1.25倍
従業員数(⁠単体)3,997人4,656人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はブラザー工業が60.1点、ニコンが66.3点で、ニコンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ブラザー工業

ブラザー工業は、プリンター・複合機・ラベルライターを主力に、産業用印刷機器、工作機械、工業用・家庭用ミシン、減速機(⁠ニッセイ)を手がける名古屋の会社です。1908年にミシンの修理から始まりました。

売上高は約8,935億円です。事業は、プリンティング・アンド・ソリューションズ(⁠プリンター、複合機、ラベルライター、スキャナー)、インダストリアル・プリンティング(⁠産業用印刷機器)、マシナリー(⁠工作機械、工業用ミシン)、ニッセイ(⁠減速機、歯車)、パーソナル・アンド・ホーム(⁠家庭用ミシン)などです。

ニコン

ニコンは、カメラなどの映像事業を中心に、精機事業、ヘルスケア事業、コンポーネント事業、デジタルマニュファクチャリング事業を手がける光学メーカーです。1917年に日本光学工業として設立されました。

売上高は約6,772億円で、直近の当期純利益は約861億円の赤字です。事業は、映像、精機、ヘルスケア、コンポーネント、デジタルマニュファクチャリングなどです。

歴史の違い

ブラザー工業

  1. 1908〜1934年名古屋で安井ミシン商会としてミシンの修理を始め、1928年に商標を「⁠BROTHER」と定め、1934年に日本ミシン製造を設立します。
  2. 1954〜1962年ミシンの技術を生かして編機・家電、タイプライター、工作機械(⁠タッピングマシン)に進出し、1962年に社名をブラザー工業に変えます。
  3. 1971年高速ドットプリンターの出荷を始め、プリンティング機器分野に進出します。
  4. 1992年エクシングを設立し、通信カラオケ事業に進出します。

ニコン

  1. 1917年光学機器の国産化を目指し、三菱合資会社社長の岩崎小彌太の出資で日本光学工業が設立されます。
  2. 1953〜1968年米国とオランダに販売会社をつくります。
  3. 1988年社名をニコンに変えます。
  4. 2015年英国のOptos Plcを完全子会社にします。

いま何に賭けているか

ブラザー工業

グループビジョン「⁠At your side 2030」で、「⁠世界中の“あなた”の生産性と創造性をすぐそばで支え、社会の発展と地球の未来に貢献する」を掲げています。産業用領域とプリンティング領域を注力領域とし、産業用領域での飛躍とプリンティング領域の変容で事業ポートフォリオを変えるとしています。

ニコン

2026年5月に中期経営計画(⁠2026〜2030年度)を発表しました。前の中期経営計画では売上収益7,000億円の目標を達成した一方、新しい取り組みに経営資源を分散した結果、営業利益率とROEは大幅未達だったとしています。新計画では、競争優位性のある事業に経営資源を集中するとしています。

よくある質問

ブラザー工業とニコンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はブラザー工業が約599万円、ニコンが約617万円。ほぼ同じ水準。
ブラザー工業とニコンはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はブラザー工業が14.9時間、ニコンが6.1時間。ニコンのほうが月8.8時間少ない。
ブラザー工業とニコンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はブラザー工業が60.1点、ニコンが66.3点で、ニコンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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