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ニコンの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、ニコンの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. ニコンはどんな会社か

ニコンは、カメラなどの映像事業を中心に、精機事業、ヘルスケア事業、コンポーネント事業、デジタルマニュファクチャリング事業を手がける光学メーカーです。1917年に日本光学工業として設立されました。

いまの状況:2026年5月に中期経営計画(⁠2026〜2030年度)を発表しました。

転機:2015年 英国のOptos Plcを完全子会社にします/2021〜2024年 米国のMorf3D、ドイツのSLM Solutions、米国のREDを子会社にし、2024年に本社を品川区に移します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高6,772億円電機・電子部品製造業の上場202社中24位。
売上に対する純利益の割合-12.7%業界中央値8.5%より21.2ポイント低い。
売上の4年の伸び1.25倍業界中央値は1.21倍。
従業員数(⁠単体)4,656人4年で1.12倍。
30歳換算年収約617万円業界中央値は約531万円。
月の平均残業6.1時間業界中央値は14.5時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはニコンの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 前の中期経営計画(⁠2022〜2025年度)で、売上収益は目標の7,000億円を複数年度で達成しましたが、営業利益率とROEは大幅未達でした。会社は、新しい取り組みに経営資源を分散した結果、強みとするべき事業の改善が進まなかったとしています。
  • 新しい中期経営計画では、競争優位性のある事業に経営資源を集中し、財務規律を重視するとしています。
  • M&Aで成長ドライバーを育ててきました。ヘルスケアでは英国のOptos、デジタルマニュファクチャリングではドイツのSLM Solutions、映像では米国のREDを買収しています。ビジョンは「⁠人と機械が共創する社会の中心企業」です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社ニコンは、映像事業、精機事業、ヘルスケア事業、コンポーネント事業、デジタルマニュファクチャリング事業等を主力とする会社。上場202社の中で売上24位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠本質」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

ニコン日本特殊陶業ジーエス・ユアサ コーポ横河電機
売上高6,772億円7,312億円6,090億円6,048億円
利益率-12.7%(⁠純)22.6%(⁠税引前)9.6%(⁠経常)13.9%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.25倍1.49倍1.41倍1.55倍
30歳換算年収617万円740万円674万円700万円
月の残業6.1時間16.9時間未公表16.7時間

4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・共創・創造・デジタル・グローバル

会社自身が挙げているリスク

事業、経営、研究開発、各種規制・制度変更、M&A、戦略的出資、地政学、情報資産とサイバーセキュリティ。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で残業が最も少ない。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠本質」。
当社の課題は
会社自身は「⁠事業、経営」「⁠研究開発」「⁠各種規制・制度変更」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 2026年2月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 有価証券報告書で「⁠事業、経営」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い