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トリドールホールディングスとサイゼリヤの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。外食チェーンの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はトリドールホールディングスが約642万円、サイゼリヤが約563万円。トリドールホールディングスのほうが約79万円高い。
  • 月の平均残業はトリドールホールディングスが21.7時間、サイゼリヤが49.2時間。トリドールホールディングスのほうが月27.5時間少ない。
  • 売上高はトリドールホールディングスが2,787億円、サイゼリヤが2,567億円で、規模は近い。

数字で比べる

トリドールホールディングスサイゼリヤ
働きやすさの点数44.9点(⁠C)39.7点(⁠D)
平均年収833万円(⁠42歳)700万円(⁠40歳)
30歳換算年収約642万円約563万円
月の平均残業21.7時間49.2時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数6.6年11.6年
売上高2,787億円2,567億円
売上に対する利益の割合2.9%(⁠税引前利益)6.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.82倍2.03倍
従業員数(⁠単体)351人2,215人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはトリドールホールディングスが1.82倍、サイゼリヤが2.03倍で、勢いはサイゼリヤが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はトリドールホールディングスが44.9点、サイゼリヤが39.7点で、トリドールホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

トリドールホールディングス

トリドールホールディングスは、セルフうどんの「⁠丸亀製麺」を中心に、「⁠コナズ珈琲」「⁠ラー麺ずんどう屋」などの国内外の外食チェーンを持つ持株会社です。1985年に創業者の粟田貴也が焼鳥店「⁠トリドール三番館」を開いたのが始まりです。

売上高は約2,787億円です。事業は、丸亀製麺、国内その他(⁠コナズ珈琲、ずんどう屋、晩杯屋、肉のヤマ牛など)、海外事業(⁠香港の米線スープヌードル「⁠Tam Jai」、英国のピザ「⁠FRANCO MANCA」など)です。

サイゼリヤ

サイゼリヤは、イタリアンワイン&カフェレストラン「⁠サイゼリヤ」を日本とアジアで展開する外食チェーンです。1967年に正垣泰彦が個人店「⁠レストラン サイゼリヤ」を始め、1973年に千葉県市川市でマリアーヌ商会として法人化しました。

売上高は約2,567億円です。国内では全国に1,053店舗を運営し、国内の5工場で食材の製造と物流を行っています。オーストラリアの子会社でも食材をつくっています。

歴史の違い

トリドールホールディングス

  1. 1985年粟田貴也が焼鳥店「⁠トリドール三番館」を開店します。
  2. 2000年セルフうどんの新業態として「⁠丸亀製麺」加古川店を開店します。
  3. 2011年ハワイ・ホノルルに海外1号店「⁠MARUGAME UDON」を開店します。
  4. 2016年持株会社体制に移り、トリドールホールディングスに社名を変えます。

サイゼリヤ

  1. 1967〜1973年正垣泰彦が個人店を経営し、法人化してイタリアンレストラン「⁠サイゼリヤ」の経営を始めます。
  2. 1992年社名をサイゼリヤに変えます。
  3. 1997〜2000年埼玉県吉川市に工場と本社を移し、東証1部に指定され、オーストラリアに製造子会社をつくります。
  4. 2003〜2008年上海、広州、台湾、北京、香港、シンガポールに会社をつくります。

いま何に賭けているか

トリドールホールディングス

ミッションは「⁠本能が歓ぶ食の感動体験を探求し世界中をワクワクさせ続ける」、ビジョンは「⁠予測不能な進化で未来を拓くグローバルフードカンパニー」です。独自の「⁠心的資本経営」で、従業員の“心”の幸せとお客様の“心”の感動の両方を満たすとしています。2028年3月期に売上収益3,050億円、事業利益率7.9%を目指しています。

サイゼリヤ

ロマン(⁠目指す姿)は「⁠世界中の人々においしくて健康的なイタリアの家庭料理を、店舗で便利に楽しく食べられるようにすること」、ビジョンは「⁠世の中の人にとってなくてはならない店舗を10,000店つくること」です。原料調達から店舗までを一貫して管理する生産・物流・購買の再構築や、DXの推進などを課題にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でトリドールホールディングスが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいサイゼリヤ。

よくある質問

トリドールホールディングスとサイゼリヤはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はトリドールホールディングスが約642万円、サイゼリヤが約563万円。トリドールホールディングスのほうが約79万円高い。
トリドールホールディングスとサイゼリヤはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はトリドールホールディングスが21.7時間、サイゼリヤが49.2時間。トリドールホールディングスのほうが月27.5時間少ない。
トリドールホールディングスとサイゼリヤはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はトリドールホールディングスが44.9点、サイゼリヤが39.7点で、トリドールホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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