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JVCケンウッドと東芝テックの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電機・電池・事務機器メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はJVCケンウッドが約549万円、東芝テックが約571万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はJVCケンウッドが15.9時間、東芝テックが8.6時間。東芝テックのほうが月7.3時間少ない。
  • 売上高はJVCケンウッドが3,569億円、東芝テックが5,693億円で、東芝テックが約1.6倍の規模。

数字で比べる

JVCケンウッド東芝テック
働きやすさの点数73.6点(⁠S-)65.5点(⁠A)
平均年収863万円(⁠50.8歳)804万円(⁠45.7歳)
30歳換算年収約549万円約571万円
月の平均残業15.9時間8.6時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数21.5年17.6年
売上高3,569億円5,693億円
売上に対する利益の割合6.1%(⁠税引前利益)1.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.27倍1.28倍
従業員数(⁠単体)3,125人2,894人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はJVCケンウッドが73.6点、東芝テックが65.5点で、JVCケンウッドが上回る。

何で稼いでいるかの違い

JVCケンウッド

JVCケンウッドは、カーナビやドライブレコーダーなどの車載機器、業務用無線機器、業務用映像監視機器、エンタテインメント関連製品などをつくる会社です。2008年にビクターとケンウッドが経営統合してできました。

売上高は約3,569億円です。事業は、モビリティ&テレマティクスサービス(⁠カーAV、カーナビ、車載用スピーカー、ドライブレコーダーなど)、セーフティ&セキュリティ(⁠業務用無線機器、アマチュア無線機器、業務用映像監視機器など)、エンタテインメント ソリューションズです。

東芝テック

東芝テックは、スーパーなどの流通小売業向けのPOSシステムと、オフィス向けの複合機などを手がける会社です。1950年に東京芝浦電気(⁠今の東芝)から分離独立した東京電気器具が前身です。

売上高は約5,693億円です。事業は、リテールソリューション(⁠国内外のPOSシステム、国内の複合機・オートIDシステム)と、ワークプレイスソリューション(⁠海外の複合機・オートIDシステム)の2つです。

歴史の違い

JVCケンウッド

  1. 2008年ビクターとケンウッドが共同持株会社JVC・ケンウッド・ホールディングスを設立します。
  2. 2011年社名をJVCケンウッドに変え、ビクター、ケンウッドなどを吸収合併します。
  3. 2014〜2018年EF Johnson Technologies、イタリアのRadio Activity、ドイツのRein Medicalを買収します。
  4. 2024年横浜本社地区を価値創造の拠点「⁠Value Creation Square」として本格稼働させます。

東芝テック

  1. 1950年東京芝浦電気から分離独立し、東京電気器具を設立します。
  2. 1994年テック電子と合併し、社名をテックに変えます。
  3. 1999年社名を東芝テックに変え、東芝から複写機事業を譲り受けます。
  4. 2012年IBMからグローバルコマースソリューション事業を譲り受けます。

いま何に賭けているか

JVCケンウッド

企業理念は「⁠感動と安心を世界の人々へ」です。2026年5月に中期経営計画「⁠VISION2030」を策定し、「⁠Move Forward~変わり続ける力、未来へ~」をテーマに、2030年度に売上4,100億円以上、事業利益率9%以上、セーフティ&セキュリティ分野の売上構成比率35%以上を目指しています。無線システム事業には引き続き積極投資するとしています。

東芝テック

スローガンは「⁠社会課題の解決に貢献する新たな価値を共創によって生み出し、グローバルトップのソリューションパートナーへ」です。2026年5月に「⁠中期経営計画(⁠2026〜2028年度)」を策定しました。会社は、流通小売業で省人化やAI活用などのニーズが高まり、価値の源泉がハードウェアからソリューション・サービスへ移っているとしています。オフィス向けプリンティング市場は緩やかな減少が続くと見ています。

よくある質問

JVCケンウッドと東芝テックはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はJVCケンウッドが約549万円、東芝テックが約571万円。ほぼ同じ水準。
JVCケンウッドと東芝テックはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はJVCケンウッドが15.9時間、東芝テックが8.6時間。東芝テックのほうが月7.3時間少ない。
JVCケンウッドと東芝テックはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はJVCケンウッドが73.6点、東芝テックが65.5点で、JVCケンウッドが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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