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JVCケンウッドとダイヘンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電機・電池・事務機器メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はJVCケンウッドが約549万円、ダイヘンが約717万円。ダイヘンのほうが約168万円高い。
  • 月の平均残業はJVCケンウッドが15.9時間、ダイヘンが20.8時間。JVCケンウッドのほうが月4.9時間少ない。
  • 売上高はJVCケンウッドが3,569億円、ダイヘンが2,377億円で、JVCケンウッドが約1.5倍の規模。

数字で比べる

JVCケンウッドダイヘン
働きやすさの点数73.6点(⁠S-)71.9点(⁠S-)
平均年収863万円(⁠50.8歳)973万円(⁠44歳)
30歳換算年収約549万円約717万円
月の平均残業15.9時間20.8時間
有給取得率未公表72%
平均勤続年数21.5年20.9年
売上高3,569億円2,377億円
売上に対する利益の割合6.1%(⁠税引前利益)8.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.27倍1.48倍
従業員数(⁠単体)3,125人1,203人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはJVCケンウッドが1.27倍、ダイヘンが1.48倍で、勢いはダイヘンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はJVCケンウッドが73.6点、ダイヘンが71.9点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

JVCケンウッド

JVCケンウッドは、カーナビやドライブレコーダーなどの車載機器、業務用無線機器、業務用映像監視機器、エンタテインメント関連製品などをつくる会社です。2008年にビクターとケンウッドが経営統合してできました。

売上高は約3,569億円です。事業は、モビリティ&テレマティクスサービス(⁠カーAV、カーナビ、車載用スピーカー、ドライブレコーダーなど)、セーフティ&セキュリティ(⁠業務用無線機器、アマチュア無線機器、業務用映像監視機器など)、エンタテインメント ソリューションズです。

ダイヘン

ダイヘンは、変圧器や受変電設備などのエネルギーマネジメント製品、産業用ロボット・クリーン搬送ロボットなどのファクトリーオートメーション、溶接機などをつくる会社です。1919年に大阪市で大阪変圧器として設立され、柱上用変圧器の生産から始まりました。

売上高は約2,377億円です。事業は、エネルギーマネジメント(⁠各種変圧器、受変電設備、充電システム機器など)、ファクトリーオートメーション(⁠産業用ロボット、クリーン搬送ロボットなど)、マテリアルプロセシングなどです。

歴史の違い

JVCケンウッド

  1. 2008年ビクターとケンウッドが共同持株会社JVC・ケンウッド・ホールディングスを設立します。
  2. 2011年社名をJVCケンウッドに変え、ビクター、ケンウッドなどを吸収合併します。
  3. 2014〜2018年EF Johnson Technologies、イタリアのRadio Activity、ドイツのRein Medicalを買収します。
  4. 2024年横浜本社地区を価値創造の拠点「⁠Value Creation Square」として本格稼働させます。

ダイヘン

  1. 1919年大阪変圧器を設立し、柱上用変圧器の専門多量生産を始めます。
  2. 1934年電気溶接機の生産を始めます。
  3. 1973年三重工場で超高圧大容量変圧器の生産を始めます。
  4. 1980〜1985年アーク溶接用コンピューターロボットの生産を始め、社名をダイヘンに変えます。

いま何に賭けているか

JVCケンウッド

企業理念は「⁠感動と安心を世界の人々へ」です。2026年5月に中期経営計画「⁠VISION2030」を策定し、「⁠Move Forward~変わり続ける力、未来へ~」をテーマに、2030年度に売上4,100億円以上、事業利益率9%以上、セーフティ&セキュリティ分野の売上構成比率35%以上を目指しています。無線システム事業には引き続き積極投資するとしています。

ダイヘン

「⁠みんなの幸せ同時達成」を会社の目的にしています。社会課題の解決に積極的に貢献する「⁠研究開発型企業」を目指し、「⁠脱炭素社会の実現」「⁠労働力不足の解消」「⁠デジタル化の推進」を重点分野にしています。主要標準製品の生産の完全自動化を目指すとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならダイヘン、時間のゆとりを取るならJVCケンウッド。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいダイヘン。

よくある質問

JVCケンウッドとダイヘンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はJVCケンウッドが約549万円、ダイヘンが約717万円。ダイヘンのほうが約168万円高い。
JVCケンウッドとダイヘンはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はJVCケンウッドが15.9時間、ダイヘンが20.8時間。JVCケンウッドのほうが月4.9時間少ない。
JVCケンウッドとダイヘンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はJVCケンウッドが73.6点、ダイヘンが71.9点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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