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JVCケンウッドと日清紡ホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電機・電池・事務機器メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はJVCケンウッドが約549万円、日清紡ホールディングスが約569万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はJVCケンウッドが15.9時間、日清紡ホールディングスが9.3時間。日清紡ホールディングスのほうが月6.6時間少ない。
  • 売上高はJVCケンウッドが3,569億円、日清紡ホールディングスが5,023億円で、日清紡ホールディングスが約1.4倍の規模。

数字で比べる

JVCケンウッド日清紡ホールディングス
働きやすさの点数73.6点(⁠S-)60点(A-)
平均年収863万円(⁠50.8歳)759万円(⁠43.2歳)
30歳換算年収約549万円約569万円
月の平均残業15.9時間9.3時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数21.5年15.5年
売上高3,569億円5,023億円
売上に対する利益の割合6.1%(⁠税引前利益)5.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.27倍0.98倍
従業員数(⁠単体)3,125人175人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはJVCケンウッドが1.27倍、日清紡ホールディングスが0.98倍で、勢いはJVCケンウッドが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はJVCケンウッドが73.6点、日清紡ホールディングスが60点で、JVCケンウッドが上回る。

何で稼いでいるかの違い

JVCケンウッド

JVCケンウッドは、カーナビやドライブレコーダーなどの車載機器、業務用無線機器、業務用映像監視機器、エンタテインメント関連製品などをつくる会社です。2008年にビクターとケンウッドが経営統合してできました。

売上高は約3,569億円です。事業は、モビリティ&テレマティクスサービス(⁠カーAV、カーナビ、車載用スピーカー、ドライブレコーダーなど)、セーフティ&セキュリティ(⁠業務用無線機器、アマチュア無線機器、業務用映像監視機器など)、エンタテインメント ソリューションズです。

日清紡ホールディングス

日清紡ホールディングスは、無線・通信(⁠日本無線、国際電気)、マイクロデバイス(⁠アナログ半導体)、自動車用ブレーキ摩擦材、精密機器、化学品、繊維(⁠シャツなど)などの事業を持つ事業持株会社です。1907年に日清紡績として設立されました。

売上高は約5,023億円です。事業は、無線・通信、マイクロデバイス、ブレーキ、精密機器、化学品、繊維、不動産などです。

歴史の違い

JVCケンウッド

  1. 2008年ビクターとケンウッドが共同持株会社JVC・ケンウッド・ホールディングスを設立します。
  2. 2011年社名をJVCケンウッドに変え、ビクター、ケンウッドなどを吸収合併します。
  3. 2014〜2018年EF Johnson Technologies、イタリアのRadio Activity、ドイツのRein Medicalを買収します。
  4. 2024年横浜本社地区を価値創造の拠点「⁠Value Creation Square」として本格稼働させます。

日清紡ホールディングス

  1. 1907年日清紡績を設立します。
  2. 1972〜1999年ブラジル、タイ、中国、米国、インドネシア、韓国に会社をつくります。
  3. 2005〜2010年新日本無線と日本無線を子会社にします。
  4. 2009年持株会社制に移り、日清紡ホールディングスに社名を変えます。

いま何に賭けているか

JVCケンウッド

企業理念は「⁠感動と安心を世界の人々へ」です。2026年5月に中期経営計画「⁠VISION2030」を策定し、「⁠Move Forward~変わり続ける力、未来へ~」をテーマに、2030年度に売上4,100億円以上、事業利益率9%以上、セーフティ&セキュリティ分野の売上構成比率35%以上を目指しています。無線システム事業には引き続き積極投資するとしています。

日清紡ホールディングス

2030年の目指す姿は「⁠無線通信トータルエンジニアリングカンパニー」です。「⁠変革の設計図」で、無線・通信事業の構造改革、マイクロデバイス事業の構造改革(⁠早期退職優遇制度など)、マテリアル事業の見直しに取り組むとしています。無線・通信事業で売上高3,000億円、営業利益300億円を目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいJVCケンウッド。

よくある質問

JVCケンウッドと日清紡ホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はJVCケンウッドが約549万円、日清紡ホールディングスが約569万円。ほぼ同じ水準。
JVCケンウッドと日清紡ホールディングスはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はJVCケンウッドが15.9時間、日清紡ホールディングスが9.3時間。日清紡ホールディングスのほうが月6.6時間少ない。
JVCケンウッドと日清紡ホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はJVCケンウッドが73.6点、日清紡ホールディングスが60点で、JVCケンウッドが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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