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東芝テックとダイヘンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電機・電池・事務機器メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東芝テックが約571万円、ダイヘンが約717万円。ダイヘンのほうが約146万円高い。
  • 月の平均残業は東芝テックが8.6時間、ダイヘンが20.8時間。東芝テックのほうが月12.2時間少ない。
  • 売上高は東芝テックが5,693億円、ダイヘンが2,377億円で、東芝テックが約2.4倍の規模。

数字で比べる

東芝テックダイヘン
働きやすさの点数65.5点(⁠A)71.9点(⁠S-)
平均年収804万円(⁠45.7歳)973万円(⁠44歳)
30歳換算年収約571万円約717万円
月の平均残業8.6時間20.8時間
有給取得率未公表72%
平均勤続年数17.6年20.9年
売上高5,693億円2,377億円
売上に対する利益の割合1.9%(⁠経常利益)8.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.28倍1.48倍
従業員数(⁠単体)2,894人1,203人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は東芝テックが1.9%、ダイヘンが8.5%で、ダイヘンのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは東芝テックが1.28倍、ダイヘンが1.48倍で、勢いはダイヘンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東芝テックが65.5点、ダイヘンが71.9点で、ダイヘンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

東芝テック

東芝テックは、スーパーなどの流通小売業向けのPOSシステムと、オフィス向けの複合機などを手がける会社です。1950年に東京芝浦電気(⁠今の東芝)から分離独立した東京電気器具が前身です。

売上高は約5,693億円です。事業は、リテールソリューション(⁠国内外のPOSシステム、国内の複合機・オートIDシステム)と、ワークプレイスソリューション(⁠海外の複合機・オートIDシステム)の2つです。

ダイヘン

ダイヘンは、変圧器や受変電設備などのエネルギーマネジメント製品、産業用ロボット・クリーン搬送ロボットなどのファクトリーオートメーション、溶接機などをつくる会社です。1919年に大阪市で大阪変圧器として設立され、柱上用変圧器の生産から始まりました。

売上高は約2,377億円です。事業は、エネルギーマネジメント(⁠各種変圧器、受変電設備、充電システム機器など)、ファクトリーオートメーション(⁠産業用ロボット、クリーン搬送ロボットなど)、マテリアルプロセシングなどです。

歴史の違い

東芝テック

  1. 1950年東京芝浦電気から分離独立し、東京電気器具を設立します。
  2. 1994年テック電子と合併し、社名をテックに変えます。
  3. 1999年社名を東芝テックに変え、東芝から複写機事業を譲り受けます。
  4. 2012年IBMからグローバルコマースソリューション事業を譲り受けます。

ダイヘン

  1. 1919年大阪変圧器を設立し、柱上用変圧器の専門多量生産を始めます。
  2. 1934年電気溶接機の生産を始めます。
  3. 1973年三重工場で超高圧大容量変圧器の生産を始めます。
  4. 1980〜1985年アーク溶接用コンピューターロボットの生産を始め、社名をダイヘンに変えます。

いま何に賭けているか

東芝テック

スローガンは「⁠社会課題の解決に貢献する新たな価値を共創によって生み出し、グローバルトップのソリューションパートナーへ」です。2026年5月に「⁠中期経営計画(⁠2026〜2028年度)」を策定しました。会社は、流通小売業で省人化やAI活用などのニーズが高まり、価値の源泉がハードウェアからソリューション・サービスへ移っているとしています。オフィス向けプリンティング市場は緩やかな減少が続くと見ています。

ダイヘン

「⁠みんなの幸せ同時達成」を会社の目的にしています。社会課題の解決に積極的に貢献する「⁠研究開発型企業」を目指し、「⁠脱炭素社会の実現」「⁠労働力不足の解消」「⁠デジタル化の推進」を重点分野にしています。主要標準製品の生産の完全自動化を目指すとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならダイヘン、時間のゆとりを取るなら東芝テック。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいダイヘン。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いダイヘンのほうが景気の波に強い。

よくある質問

東芝テックとダイヘンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東芝テックが約571万円、ダイヘンが約717万円。ダイヘンのほうが約146万円高い。
東芝テックとダイヘンはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は東芝テックが8.6時間、ダイヘンが20.8時間。東芝テックのほうが月12.2時間少ない。
東芝テックとダイヘンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東芝テックが65.5点、ダイヘンが71.9点で、ダイヘンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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