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鹿島建設と竹中工務店の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ゼネコンの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 売上高は鹿島建設が3.07兆円、竹中工務店が1.61兆円で、鹿島建設が約1.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は鹿島建設が7.8%、竹中工務店が6.7%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びは鹿島建設が1.47倍、竹中工務店が1.28倍で、勢いは鹿島建設が上。

数字で比べる

鹿島建設竹中工務店
働きやすさの点数79.4点(⁠S)67.4点(⁠A+)
平均年収1,245万円(⁠41.2歳)—
30歳換算年収約976万円—
月の平均残業未公表22.4時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.7年18.2年
売上高3.07兆円1.61兆円
売上に対する利益の割合7.8%(⁠経常利益)6.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.47倍1.28倍
従業員数(⁠単体)8,959人7,907人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は鹿島建設が79.4点、竹中工務店が67.4点で、鹿島建設が上回る。

何で稼いでいるかの違い

鹿島建設

鹿島建設は、鉄道や発電所などの土木工事と、ビルなどの建築工事を請け負う大手ゼネコン(⁠総合建設会社)です。江戸時代の1840年に大名屋敷の普請を手がけた大工の店から始まった、長い歴史を持つ会社です。

売上高は約3.1兆円で、建設業で国内3位です。お金の入り口は、国や自治体、鉄道会社、企業などから受注する工事代金です。事業は、土木、建築、開発(⁠不動産開発・設計)、国内関係会社(⁠道路工事、リース、ビル管理など)、海外関係会社に分かれています。

竹中工務店

竹中工務店は、建築工事を中心とする大手建設会社で、土木(⁠竹中土木)、道路舗装(⁠竹中道路)、不動産開発などもグループで手がけています。織田信長の普請奉行だった初代竹中藤兵衛正高が名古屋で神社仏閣の造営を始めたのが起源で、1610年を創業としています。

売上高は約1.61兆円です。事業は、建設(⁠当社の建築工事、竹中土木の土木工事など)、開発(⁠事務所ビルの賃貸、海外のリゾート開発など)、その他(⁠アサヒファシリティズの不動産管理など)です。

歴史の違い

鹿島建設

  1. 1840年鹿島岩吉が江戸・京橋に「⁠大岩」の屋号で店を構えます。
  2. 1880年鹿島組を名乗り、鉄道の工事を請け負う会社に転身します。
  3. 1930年株式会社鹿島組を設立し、1947年に鹿島建設に社名を変えます。
  4. 1971年住宅や不動産の事業を加え、建てるだけでなく開発にも広がります。

竹中工務店

  1. 1610年初代竹中藤兵衛正高が、名古屋で神社仏閣の造営を業として創業します。
  2. 1899年神戸に進出し、明治以降に手がけ始めた洋風建築へと業態を大きく変えます。
  3. 1909年合名会社に改組し、竹中工務店の名前を使い始めます。
  4. 1937〜1938年株式会社竹中工務店を設立し、東京、名古屋、九州に支店を開きます。

いま何に賭けているか

鹿島建設

多様な人材を呼び込み、外部の力と連携して価値を共創することを重視し、社会課題の解決と企業価値の向上を両立させる「⁠7つのマテリアリティ」に取り組んでいます。AI・デジタル関連の投資やインフラ整備の需要が中長期的に広がると見ています。

竹中工務店

経営理念は「⁠最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」です。2026年から「⁠中期経営計画2030」を始め、国内建築、海外建築、開発、土木、建物管理、新規の「⁠6つの中核事業戦略」と、技術、デジタル、人材、広報・ブランドの「⁠4つの経営基盤戦略」で進めるとしています。「⁠リジェネラティブ(⁠再活性)」な考え方を取り入れた「⁠竹中グループ経営ビジョン」も定めました。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい鹿島建設。

よくある質問

鹿島建設と竹中工務店はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は鹿島建設が79.4点、竹中工務店が67.4点で、鹿島建設が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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