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ニチレイと極洋の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。水産・食肉・冷凍食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はニチレイが約555万円、極洋が約720万円。極洋のほうが約165万円高い。
  • 売上高はニチレイが7,161億円、極洋が3,346億円で、ニチレイが約2.1倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はニチレイが5.6%、極洋が3.0%で、ニチレイのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

ニチレイ極洋
働きやすさの点数64.4点(⁠A-)71.3点(⁠S-)
平均年収773万円(⁠45.2歳)927万円(⁠41.6歳)
30歳換算年収約555万円約720万円
月の平均残業未公表13.3時間
有給取得率未公表68.1%
平均勤続年数17.8年14.9年
売上高7,161億円3,346億円
売上に対する利益の割合5.6%(⁠経常利益)3.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.19倍1.32倍
従業員数(⁠単体)234人769人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはニチレイが1.19倍、極洋が1.32倍で、勢いは極洋が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はニチレイが64.4点、極洋が71.3点で、極洋が上回る。

何で稼いでいるかの違い

ニチレイ

ニチレイは、冷凍食品などの食品事業と、冷蔵倉庫・輸配送などの低温物流事業を柱とする会社の持株会社です。1942年に水産物の販売や製氷・冷蔵の統制機関として設立された帝国水産統制が前身で、1945年に日本冷蔵になりました。

売上高は約7,161億円です。事業は、食品(⁠調理冷凍食品、農産加工品、アセロラ、水産品など)、低温物流(⁠冷蔵倉庫、輸配送、3PL)、不動産などです。

極洋

極洋は、水産物の買付・加工・販売、寿司種や刺身などの生食商材、業務用・市販用の冷凍食品や缶詰、冷蔵倉庫などを手がける会社です。1937年に母船式捕鯨事業などを目的に極洋捕鯨として設立されました。

売上高は約3,346億円です。事業は、水産、生鮮(⁠寿司種・刺身、カツオ・マグロの漁獲・養殖・買付など)、食品(⁠冷凍食品、缶詰、海産物珍味)、物流サービス(⁠冷蔵倉庫)の4つです。

歴史の違い

ニチレイ

  1. 1942〜1945年水産物の販売や製氷・冷蔵の統制機関として帝国水産統制が設立され、1945年に日本冷蔵になります。
  2. 1952年調理冷凍食品の販売を始めます。
  3. 1985〜1988年社名をニチレイに変え、アセロラドリンクを発売し、オランダの冷蔵会社を買収します。
  4. 2005年食品、水産、畜産、低温物流などを分社し、持株会社になります。

極洋

  1. 1937年母船式捕鯨事業などを目的に、極洋捕鯨として東京・丸の内に設立されます。
  2. 1971年社名を極洋に変え、冷蔵倉庫業に本格的に進出します。
  3. 1976年捕鯨部門を日本共同捕鯨に譲渡します。
  4. 1980〜1984年冷凍食品やチルド食品をつくる極洋食品とキョクヨーフーズを設立します。

いま何に賭けているか

ニチレイ

ビジョンは「⁠食と人と地球の架け橋になる、価値創造カンパニー」で、「⁠冷やす力を活かした食のバリューチェーン」で新しい価値を生み出すとしています。グループ中期経営計画「⁠Compass×Growth 2027」を進めており、2026年4月にニチレイフーズがニチレイフレッシュを吸収合併し、食品事業を統合しました。

極洋

企業理念は、人間尊重を経営の基本に、健康で心豊かな生活と食文化に貢献し、社会とともに成長することです。「⁠魚を中心とした総合食品会社」として、中期経営計画『⁠Gear Up Kyokuyo 2027』を進めています。海外では「⁠海外でつくり海外で売る」方針のもと、現地法人と本社の連携を強めるとしています。

よくある質問

ニチレイと極洋はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はニチレイが約555万円、極洋が約720万円。極洋のほうが約165万円高い。
ニチレイと極洋はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はニチレイが64.4点、極洋が71.3点で、極洋が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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