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味の素とハウス食品グループ本社の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は味の素が約791万円、ハウス食品グループ本社が約648万円。味の素のほうが約143万円高い。
  • 売上高は味の素が1.58兆円、ハウス食品グループ本社が3,170億円で、味の素が約5.0倍の規模。
  • 売上の4年の伸びは味の素が1.38倍、ハウス食品グループ本社が1.25倍で、勢いは味の素が上。

数字で比べる

味の素ハウス食品グループ本社
働きやすさの点数78.8点(⁠S)61.2点(⁠A-)
平均年収1,061万円(⁠43.5歳)840万円(⁠41.9歳)
30歳換算年収約791万円約648万円
月の平均残業10.1時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数19年14.3年
売上高1.58兆円3,170億円
売上に対する利益の割合12.4%(⁠税引前利益)6.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.38倍1.25倍
従業員数(⁠単体)3,705人470人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は味の素が78.8点、ハウス食品グループ本社が61.2点で、味の素が上回る。

何で稼いでいるかの違い

味の素

味の素は、うま味調味料「⁠味の素」から始まり、「⁠ほんだし」などの調味料、冷凍食品、医薬用・食品用のアミノ酸、医薬品の製造受託(⁠CDMO)、半導体向けの電子材料まで手がける会社です。すべての事業の土台にあるのが、アミノ酸の研究(⁠アミノサイエンス)です。

売上高は約1.58兆円です。事業は、調味料・食品、冷凍食品、ヘルスケア等(⁠アミノ酸、バイオ医薬品の受託製造、電子材料など)に分かれています。社員約3.5万人のうち約2.2万人が調味料・食品の事業にいます。

ハウス食品グループ本社

ハウス食品グループ本社は、「⁠バーモントカレー」などのカレー、スパイス、「⁠ウコンの力」、カレーハウスの壱番屋などを持つ食品会社の持株会社です。1947年に浦上糧食工業所として大阪で設立されました。

売上高は約3,170億円です。事業は、香辛・調味加工食品、健康食品、海外食品、外食(⁠壱番屋など)、その他食品関連の5つです。

歴史の違い

味の素

  1. 1908〜1909年池田菊苗博士が発明したグルタミン酸ソーダの製造法を、鈴木三郎助が商品化し、「⁠味の素」の一般販売を始めます。
  2. 1956年輸液用の必須アミノ酸を発売し、アミノ酸事業を始めます。
  3. 1960年代タイ、マレーシア、ペルー、インドネシアに会社をつくり、東南アジアや南米に早くから進出します。
  4. 1970〜1989年「⁠ほんだし」の発売、冷凍食品への参入、医薬品事業への参入、甘味料アスパルテームの輸出を進め、ベルギーの化学会社を買収します。

ハウス食品グループ本社

  1. 1947〜1960年浦上糧食工業所として設立され、ハウスカレー浦上商店を経て、1960年にハウス食品工業に社名を変えます。
  2. 1963年「⁠バーモントカレー」を発売します。
  3. 1983年米国カリフォルニア州に合弁会社(⁠今のハウスフーズアメリカ)を設立します。
  4. 2013年持株会社体制に移り、ハウス食品グループ本社に社名を変えます。

いま何に賭けているか

味の素

「⁠アミノサイエンスで、人・社会・地球のWell-beingに貢献する」というパーパスのもと、2023年に発表した「⁠中期ASV経営 2030ロードマップ」を進めています。2030年までに「⁠環境負荷を50%削減」「⁠10億人の健康寿命を延伸」という二つの成果を目標にしています。

ハウス食品グループ本社

第八次中期計画(⁠2024年4月〜)のスローガンは“「⁠食で健康」クオリティ企業への変革<第二章>グローバルなバリューチェーン構築で成長をめざす”です。「⁠スパイス系」「⁠機能性素材系」「⁠大豆系」の3つのバリューチェーンと「⁠新価値創出」を自ら価値を提供する領域としています。

よくある質問

味の素とハウス食品グループ本社はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は味の素が約791万円、ハウス食品グループ本社が約648万円。味の素のほうが約143万円高い。
味の素とハウス食品グループ本社はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は味の素が78.8点、ハウス食品グループ本社が61.2点で、味の素が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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