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TOYO TIREとフタバ産業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はTOYO TIREが約544万円、フタバ産業が約562万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はTOYO TIREが28時間、フタバ産業が19.2時間。フタバ産業のほうが月8.8時間少ない。
  • 売上高はTOYO TIREが5,949億円、フタバ産業が6,779億円で、規模は近い。

数字で比べる

TOYO TIREフタバ産業
働きやすさの点数52.4点(⁠B)61点(A-)
平均年収688万円(⁠40.8歳)682万円(⁠38.9歳)
30歳換算年収約544万円約562万円
月の平均残業28時間19.2時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数13.1年14年
売上高5,949億円6,779億円
売上に対する利益の割合17.0%(⁠経常利益)3.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.51倍1.18倍
従業員数(⁠単体)3,766人4,036人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はTOYO TIREが17.0%、フタバ産業が3.1%で、TOYO TIREのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはTOYO TIREが1.51倍、フタバ産業が1.18倍で、勢いはTOYO TIREが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はTOYO TIREが52.4点、フタバ産業が61点で、フタバ産業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

TOYO TIRE

TOYO TIREは、乗用車用・ライトトラック用・トラック・バス用のタイヤと、自動車用防振ゴムなどの自動車部品をつくる会社です。1945年に東洋紡績系のゴム会社などが合併して東洋ゴム工業として設立され、2019年に社名を変えました。

売上高は約5,949億円です。事業は、タイヤと自動車部品の2つです。米国向けにはToyo TireとNitto Tireの販売会社があります。

フタバ産業

フタバ産業は、マフラーなどの排気系部品やボデー系部品などの自動車部品をつくる会社です。主要な販売先のトヨタ自動車は、フタバ産業を関連会社とする「⁠その他の関係会社」です。1935年に東京で関東重工業として設立され、1946年に社名をフタバ産業に変えました。

売上高は約6,779億円です。事業は、自動車等車両部品、環境機器部品、外販設備などの製造販売で、地域別に日本、北米、欧州、中国、アジアのセグメントがあります。

歴史の違い

TOYO TIRE

  1. 1945年東洋紡績が設立した東洋ゴム化工と平野護謨製造所が合併し、東洋ゴム工業が設立されます。
  2. 1966年業界に先駆けて米国でタイヤの販売会社を設立します。
  3. 2004年米国ジョージア州にタイヤの生産子会社を設立します。
  4. 2018〜2019年三菱商事と資本業務提携を結び、社名をTOYO TIREに変えます。

フタバ産業

  1. 1935〜1946年関東重工業として設立され、社名をフタバ産業に変えて、岡崎市で漁網機やパイプ製家具をつくります。
  2. 1948年自動車部品の生産を始めます。
  3. 1993年自動車マフラーの専門工場として幸田工場を新設します。
  4. 1994〜2011年米国、英国、カナダ、チェコ、中国、インド、インドネシアに会社をつくります。

いま何に賭けているか

TOYO TIRE

中期経営計画「⁠中計’21」の経営指標は概ね達成し、2025年度の連結営業利益率は16.4%(⁠目標14%超)、連結営業利益は974億円(⁠目標600億円)、重点商品販売構成比率は72%(⁠目標55%超)でした。今後はDXやAIを使った業務改革と生産性向上を進めるとしています。

フタバ産業

2025〜2027年度の中期経営計画を成長投資の期間とし、2027年度に営業利益率(⁠支給品を除く売上高に対して)5.0%、ROE10.0%以上を目標にしています。排気系部品では電動化に合わせた新しいシステムの開発、インドでは拠点拡大を進めるとしています。工場のCO2排出量を2030年度に2019年度比で50%以上減らすとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいTOYO TIRE。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いTOYO TIREのほうが景気の波に強い。

よくある質問

TOYO TIREとフタバ産業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はTOYO TIREが約544万円、フタバ産業が約562万円。ほぼ同じ水準。
TOYO TIREとフタバ産業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はTOYO TIREが28時間、フタバ産業が19.2時間。フタバ産業のほうが月8.8時間少ない。
TOYO TIREとフタバ産業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はTOYO TIREが52.4点、フタバ産業が61点で、フタバ産業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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