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パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスとファーストリテイリングの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。小売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが約526万円、ファーストリテイリングが約1,051万円。ファーストリテイリングのほうが約525万円高い。
  • 売上高はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが2.45兆円、ファーストリテイリングが3.40兆円で、ファーストリテイリングが約1.4倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが1.34倍、ファーストリテイリングが1.59倍で、勢いはファーストリテイリングが上。

数字で比べる

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスファーストリテイリング
働きやすさの点数53.5点(⁠B)68.5点(⁠A+)
平均年収690万円(⁠42.5歳)1,251万円(⁠38歳)
30歳換算年収約526万円約1,051万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16年5年
売上高2.45兆円3.40兆円
売上に対する利益の割合7.3%(⁠経常利益)19.1%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.34倍1.59倍
従業員数(⁠単体)3,704人1,572人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが53.5点、ファーストリテイリングが68.5点で、ファーストリテイリングが上回る。

何で稼いでいるかの違い

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(⁠PPIH)は、ディスカウントストア「⁠ドン・キホーテ」を中心とする小売グループです。総合スーパーのユニー(⁠アピタ・ピアゴ)も傘下に持ち、アメリカやアジアにも店を広げています。

売上高は約2.5兆円で、卸売・小売業で国内15位です。事業は、国内事業(⁠ドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテ、ユニーなど)、北米事業(⁠ハワイ・カリフォルニアのスーパーなど)、アジア事業(⁠「⁠ジャパンブランド」の専門店など)に分かれています。

ファーストリテイリング

ファーストリテイリングは、ユニクロとジーユー(⁠GU)を展開する、世界有数のアパレル企業です。山口県宇部市の紳士服店から始まり、今は海外のユニクロ事業が最大の柱で、世界中に店を広げています。

売上高は約3.4兆円です。事業は、国内ユニクロ、海外ユニクロ、ジーユー、グローバルブランド(⁠セオリーなど)に分かれています。社員約6万人のうち約3.6万人が海外ユニクロ事業にいて、海外が最大の稼ぎ頭です。

歴史の違い

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

  1. 1980年日用雑貨の卸売・小売を目的に、東京都杉並区で「⁠株式会社ジャスト」が設立されます。
  2. 1989年東京都府中市に「⁠ドン・キホーテ府中店」を1号店として開き、卸売から小売業に転換します。
  3. 2004〜2007年店舗数が100店を超え、長崎屋を子会社にしてグループの店舗数が200店に達します。
  4. 2013年純粋持株会社体制に移り、北米・ハワイでの店舗運営を始めます。

ファーストリテイリング

  1. 1949年山口県宇部市に「⁠メンズショップ小郡商事」が開業します。
  2. 1984年広島市にカジュアルウエアの店「⁠ユニクロ袋町店」を出し、カジュアルウエアの小売に進出します。
  3. 1991〜1998年社名をファーストリテイリングに変え、全店をユニクロに統一。
  4. 2001〜2006年イギリス、中国、アメリカ、フランスへ進出。

いま何に賭けているか

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

2025年8月に長期経営計画「⁠Double Impact 2035」を策定し、2035年6月期に売上高4兆2,000億円、営業利益3,300億円を目指しています。物価上昇などの厳しい環境の中でも、投資効率の高い案件に経営資源を集中するとしています。

ファーストリテイリング

「⁠服を変え、常識を変え、世界を変えていく」を企業理念に、事業規模だけでなく企業風土を含めた質の面でも「⁠グローバルNo.1」を目指しています。中間目標として2028年8月期に売上収益5兆円を掲げ、欧米やアジアでの市場シェア拡大に力を入れています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいファーストリテイリング。

よくある質問

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスとファーストリテイリングはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが約526万円、ファーストリテイリングが約1,051万円。ファーストリテイリングのほうが約525万円高い。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスとファーストリテイリングはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが53.5点、ファーストリテイリングが68.5点で、ファーストリテイリングが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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