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HOYAとニプロの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。医療機器・精密の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はHOYAが約661万円、ニプロが約538万円。HOYAのほうが約123万円高い。
  • 売上高はHOYAが9,477億円、ニプロが6,605億円で、HOYAが約1.4倍の規模。
  • 当サイトの働きやすさの点数はHOYAが75.9点、ニプロが56.7点で、HOYAが上回る。

数字で比べる

HOYAニプロ
働きやすさの点数75.9点(⁠S)56.7点(⁠B)
平均年収970万円(⁠47.6歳)681万円(⁠40.8歳)
30歳換算年収約661万円約538万円
月の平均残業未公表15.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18.7年12.6年
売上高9,477億円6,605億円
売上に対する利益の割合34.6%(⁠税引前利益)3.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.43倍1.33倍
従業員数(⁠単体)3,313人4,714人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

HOYA

HOYAは、メガネレンズやコンタクトレンズ、内視鏡などの医療機器(⁠ライフケア)と、半導体用のマスクブランクス・フォトマスクやハードディスク用ガラス基板(⁠情報・通信)を2本柱とする会社です。光学ガラスの製造から始まりました。

売上高は約9,477億円です。事業は、ライフケア(⁠メガネレンズ、コンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨など)と、情報・通信(⁠半導体用マスクブランクス・フォトマスク、FPD用フォトマスク、HDD用ガラス基板)の2分野です。

ニプロ

ニプロは、輸液セットなどの医療機器、医薬品、医療用ガラスなどのファーマパッケージングを手がける会社です。1954年に京都でアンプル用ガラス管などを売る日本硝子商事として設立されました。

売上高は約6,605億円です。事業は、医療関連、医薬関連、ファーマパッケージングの3つです。

歴史の違い

HOYA

  1. 1941年東京都保谷市(⁠今の西東京市)で東洋光学硝子製造所として創業し、光学ガラスの製造を始めます。
  2. 1962〜1974年メガネレンズ、ソフトコンタクトレンズ、半導体用マスクサブストレートの製造を次々に始めます。
  3. 1984〜1991年社名をHOYAに変え、眼内レンズ(⁠1987年)とHDD用ガラスディスク(⁠1991年)を始めます。
  4. 2007〜2011年ペンタックスをTOBで連結子会社にして翌年吸収合併する一方、2009年にクリスタル事業を終え、2011年にPENTAXイメージング・システム事業をリコーに譲渡します。

ニプロ

  1. 1954年京都で日本硝子商事を設立し、アンプル用ガラス管などの販売を始めます。
  2. 1965〜1969年医療機器(⁠輸液セット)の販売を始め、医療機器の生産に進出します。
  3. 1977〜1988年社名をニッショーに変え、タイに医療機器の会社をつくり、医薬品分野に進出します。
  4. 2001年ニプロを吸収合併し、社名をニプロに変えます。

いま何に賭けているか

HOYA

ライフケアと情報・通信の2分野を柱に、ライフケア事業と、半導体・HDD関連製品を成長ドライバーとしています。次の10年、20年の成長を担う新しい事業の開発・獲得を重要な経営課題とし、内部開発とM&Aで新しい事業や技術を獲得するとしています。経営指標にはSVA(⁠Shareholders Value Added)を使っています。

ニプロ

社是は「⁠意欲」です。「⁠和ごころをもった真のグローバル総合医療メーカー」を目指し、「⁠ユーザー目線」「⁠三方よし」「⁠地産地消」の考え方で事業を展開するとしています。2027年度までの中期経営計画で、売上高成長率年6%以上、営業利益率7%以上、ROE10%以上を目指し、「⁠利益重視経営」を進めています。

よくある質問

HOYAとニプロはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はHOYAが約661万円、ニプロが約538万円。HOYAのほうが約123万円高い。
HOYAとニプロはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はHOYAが75.9点、ニプロが56.7点で、HOYAが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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