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日本空港ビルデングとレオパレス21の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。不動産サービス(⁠賃貸・商業施設・駐車場・空港ビル)の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は日本空港ビルデングが約740万円、レオパレス21が約512万円。日本空港ビルデングのほうが約228万円高い。
  • 月の平均残業は日本空港ビルデングが14.5時間、レオパレス21が18.1時間。日本空港ビルデングのほうが月3.6時間少ない。
  • 売上高は日本空港ビルデングが2,898億円、レオパレス21が4,448億円で、レオパレス21が約1.5倍の規模。

数字で比べる

日本空港ビルデングレオパレス21
働きやすさの点数70.1点(⁠A+)58.3点(⁠B)
平均年収920万円(⁠40歳)650万円(⁠41歳)
30歳換算年収約740万円約512万円
月の平均残業14.5時間18.1時間
有給取得率未公表81.6%
平均勤続年数12.5年12.6年
売上高2,898億円4,448億円
売上に対する利益の割合15.1%(⁠経常利益)7.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び5.08倍1.12倍
従業員数(⁠単体)326人2,952人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は日本空港ビルデングが15.1%、レオパレス21が7.8%で、日本空港ビルデングのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは日本空港ビルデングが5.08倍、レオパレス21が1.12倍で、勢いは日本空港ビルデングが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は日本空港ビルデングが70.1点、レオパレス21が58.3点で、日本空港ビルデングが上回る。

何で稼いでいるかの違い

日本空港ビルデング

日本空港ビルデングは、羽田空港の旅客ターミナルを建設・管理・運営する会社です。ターミナル内の物販店・免税店や飲食店、機内食の製造も手がけ、成田、関西、中部の空港でも物品販売をしています。1953年に民間資本で新ターミナルビルを建てるために設立されました。

売上高は約2,898億円です。事業は、施設管理運営(⁠航空会社などへの施設の賃貸、保守、警備、清掃など)、物品販売(⁠羽田・成田・関西空港での販売、中部空港などへの卸売)、飲食(⁠レストラン、機内食)の3つです。

レオパレス21

レオパレス21は、自社で建築請負したアパートなどを一括借上げして貸す賃貸事業を中心とする会社です。介護施設「⁠あずみ苑」の運営や、グアムのリゾート運営も手がけています。1973年に東京都中野区で不動産仲介業の「⁠ミヤマ」として設立されました。

売上高は約4,448億円です。事業は、賃貸事業(⁠アパートの賃貸・管理、社宅代行、家賃債務保証、家財保険、屋根借り太陽光発電など)、シルバー事業(⁠介護施設)、その他(⁠ファイナンス、グアムのゴルフ場・ホテルなど)です。

歴史の違い

日本空港ビルデング

  1. 1953〜1955年民間資本による新ターミナルビル建設のために設立され、東京国際空港ターミナルビルを開館します。
  2. 1993年羽田空港の第1ターミナルを開館します。
  3. 2004年羽田空港の第2ターミナルを開館します。
  4. 2010年羽田空港の新国際線ターミナル(⁠今の第3ターミナル)の供用が始まります。

レオパレス21

  1. 1973年東京都中野区でミヤマを設立し、不動産仲介業を始めます。
  2. 1985〜1986年都市型アパート「⁠レオパレス21」の本格販売を始め、賃貸事業を本格的に始めます。
  3. 1999〜2002年家具付き月極レンタルルーム「⁠マンスリーレオパレス」と、入居者向けブロードバンド「⁠LEONET」を始めます。
  4. 2005〜2006年シルバー事業を始め、社名をレオパレス21に変えます。

いま何に賭けているか

日本空港ビルデング

経営の基本理念は「⁠公共性と企業性の調和」です。会社は、羽田空港の発着便数が上限水準に達し、需要安定期に移りつつあるとしています。新しい長期ビジョンで、自らを「⁠需要享受型」の空港ターミナル会社から、需要を自ら生み出す「⁠需要創造型」の空港の要(⁠Anchor Role)へと再定義しました。

レオパレス21

中期経営計画「⁠New Growth 2028」で、賃貸事業と開発事業を主軸に事業基盤を強化するとしています。会社は、単身世帯が2035年にかけて増える見通しで、単身者向けに家具・家電付きのワンルームを大都市圏に集中して提供していることが独自のポジションだとしています。入居率は企業の寮・社宅需要から有効求人倍率と連動する傾向があり、外国籍の入居者が約14%を占めています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で日本空港ビルデングが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい日本空港ビルデング。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い日本空港ビルデングのほうが景気の波に強い。

よくある質問

日本空港ビルデングとレオパレス21はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は日本空港ビルデングが約740万円、レオパレス21が約512万円。日本空港ビルデングのほうが約228万円高い。
日本空港ビルデングとレオパレス21はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は日本空港ビルデングが14.5時間、レオパレス21が18.1時間。日本空港ビルデングのほうが月3.6時間少ない。
日本空港ビルデングとレオパレス21はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は日本空港ビルデングが70.1点、レオパレス21が58.3点で、日本空港ビルデングが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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