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野村ホールディングスと大和証券グループ本社の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。証券・取引所の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は野村ホールディングスが約1,025万円、大和証券グループ本社が約1,393万円。大和証券グループ本社のほうが約368万円高い。
  • 売上高は野村ホールディングスが2.17兆円、大和証券グループ本社が7,204億円で、野村ホールディングスが約3.0倍の規模。
  • 売上の4年の伸びは野村ホールディングスが1.59倍、大和証券グループ本社が1.43倍で、勢いは野村ホールディングスが上。

数字で比べる

野村ホールディングス大和証券グループ本社
働きやすさの点数61.5点(⁠A-)85.1点(⁠S)
平均年収1,421万円(⁠45歳)1,793万円(⁠41.6歳)
30歳換算年収約1,025万円約1,393万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数4年15.2年
売上高2.17兆円7,204億円
売上に対する利益の割合24.9%(⁠税引前利益)32.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.59倍1.43倍
従業員数(⁠単体)204人624人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は野村ホールディングスが61.5点、大和証券グループ本社が85.1点で、大和証券グループ本社が上回る。

何で稼いでいるかの違い

野村ホールディングス

野村ホールディングスは、野村證券を中心とする金融グループの持株会社です。個人の資産運用(⁠ウェルス・マネジメント)、企業の資金調達やM&Aの支援、世界の市場での売買(⁠ホールセール)、資産運用会社などを手がけ、2025年に創立100周年を迎えました。

売上高(⁠収益)は約2.17兆円、税引前利益は約5,398億円です。事業は、ウェルス・マネジメント(⁠個人の資産運用)、インベストメント・マネジメント(⁠資産運用会社)、ホールセール(⁠企業・機関投資家向け、海外含む)、バンキングの4部門です。

大和証券グループ本社

大和証券グループ本社は、大和証券を中心とする証券グループの持株会社です。個人の資産運用(⁠ウェルスマネジメント)、投資信託などの運用(⁠アセットマネジメント)、企業の資金調達や市場での取引(⁠グローバル・マーケッツ&インベストメント・バンキング)を手がけ、シンクタンクの大和総研もグループに持っています。

売上高(⁠営業収益)は約7,200億円、経常利益は約2,345億円です。事業は、ウェルスマネジメント、アセットマネジメント、グローバル・マーケッツ&インベストメント・バンキングの3部門が中心です。

歴史の違い

野村ホールディングス

  1. 1925年大阪野村銀行の証券部を分けて設立されます。
  2. 1941〜1965年日本で最初の投資信託業務の認可を受け、1965年には調査部を分けて野村総合研究所を設立します。
  3. 1960〜1980年代ロンドン、香港、ニューヨークに拠点をつくり、世界の金融市場に広がります。
  4. 2001年持株会社制に移り、野村ホールディングスに社名を変えます。

大和証券グループ本社

  1. 1943年藤本証券と日本信託銀行が対等合併し、大和証券が設立されます。
  2. 1959年ニューヨークに駐在員事務所を開き、投資信託の運用会社(⁠今の大和アセットマネジメント)を設立します。
  3. 1989年コンピューター、経済研究、システムの3社が合併し、大和総研が発足します。
  4. 1999年ホールセール証券業務とリテール証券業務を別会社に分け、大和証券は持株会社「⁠大和証券グループ本社」になります。

いま何に賭けているか

野村ホールディングス

2024年に策定したパーパス「⁠金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する」のもと、2030年度に向けた経営ビジョンを掲げています。経営指標にはROEを使い、市場環境に左右されにくい収益構造をつくることを基本観にしています。

大和証券グループ本社

中期経営計画「⁠“Passion for the Best”2026」で「⁠お客様の資産価値最大化」を経営の基本方針にしています。2026年度の目標は、連結経常利益2,400億円以上、連結ROE10%程度、ベース利益1,500億円です。会社は、ベース利益が想定を上回るペースで増え、業績の安定性が高まったとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい野村ホールディングス。

よくある質問

野村ホールディングスと大和証券グループ本社はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は野村ホールディングスが約1,025万円、大和証券グループ本社が約1,393万円。大和証券グループ本社のほうが約368万円高い。
野村ホールディングスと大和証券グループ本社はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は野村ホールディングスが61.5点、大和証券グループ本社が85.1点で、大和証券グループ本社が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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