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野村ホールディングスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、野村ホールディングスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 野村ホールディングスはどんな会社か

野村ホールディングスは、野村證券を中心とする金融グループの持株会社です。個人の資産運用(⁠ウェルス・マネジメント)、企業の資金調達やM&Aの支援、世界の市場での売買(⁠ホールセール)、資産運用会社などを手がけ、2025年に創立100周年を迎えました。

いまの状況:2024年に策定したパーパス「⁠金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する」のもと、2030年度に向けた経営ビジョンを掲げています。

転機:2001年 持株会社制に移り、野村ホールディングスに社名を変えます/2008年 経営破綻したリーマン・ブラザーズのアジア・パシフィックと欧州・中東の部門の人員などを引き継ぎます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.17兆円金融・保険業の上場181社中17位。
売上に対する税引前利益の割合24.9%業界中央値18.4%より6.5ポイント高い。
売上の4年の伸び1.59倍業界中央値は1.49倍。
従業員数(⁠単体)204人4年で1.09倍。
30歳換算年収約1,025万円業界中央値は約588万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは野村ホールディングスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 4部門の社員数は、ウェルス・マネジメント約6,900人、ホールセール約5,300人、インベストメント・マネジメント約2,600人、バンキング約900人です。2008年にリーマン・ブラザーズのアジア・欧州部門の人員を引き継ぎ、海外のホールセールを大きくしました。
  • 1965年に調査部を分けてつくったのが野村総合研究所です。1941年には日本で最初に投資信託業務の認可を受けています。2025年12月には、連結子会社だった野村不動産ホールディングスを持分法適用会社にしました。
  • 会社は「⁠市場環境に左右されにくい収益構造」の実現と、ROEを使った事業の変革を経営の基本方針にしています。収益は相場の影響を受けやすく、手数料・運用報酬のような安定した収益を増やすことが課題です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

野村ホールディングスは、上場181社の中で売上17位の大手。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

野村ホールディングスあいおいニッセイ同和損害SBIホールディングス三井住友ファイナンス&リ
売上高2.17兆円1.95兆円1.90兆円2.61兆円
利益率24.9%(⁠税引前)13.3%(⁠経常)27.2%(⁠税引前)7.3%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.59倍1.30倍2.48倍1.43倍
30歳換算年収1,025万円—787万円762万円
月の残業未公表7.7時間16.6時間8.3時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

野村の人的資本に関する戦略 1 野村の人材マネジメント戦略と経営戦略 野村は、変化の激しい現代社会において、未来志向の変革を継続することが企業価値の向上に不可欠であると考えています。この変革には、社員一人ひとりが高い専門性を備え、優れたリーダーシップを発揮することが求められます。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・リーダーシップ・グローバル・挑戦・デジタル

会社自身が挙げているリスク

ヘッジ戦略により損失を回避できない場合があります、野村の信用、野村が資産を売却できなくなる可能性があります。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 野村ホールディングス株式会社:204人(⁠2%)
  • %野村證券株式会社:11,076人(⁠90%)
  • %野村アセットマネジメント株式会社:965人(⁠8%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
当社の課題は
会社自身は「⁠ヘッジ戦略により損失を回避できない場合があります」「⁠野村の信用」「⁠野村が資産を売却できなくなる可能性があります」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠ヘッジ戦略により損失を回避できない場合があります」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い