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TDKと東京エレクトロンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はTDKが約694万円、東京エレクトロンが約1,038万円。東京エレクトロンのほうが約344万円高い。
  • 売上高はTDKが2.50兆円、東京エレクトロンが2.44兆円で、規模は近い。
  • 当サイトの働きやすさの点数はTDKが69.2点、東京エレクトロンが85.2点で、東京エレクトロンが上回る。

数字で比べる

TDK東京エレクトロン
働きやすさの点数69.2点(⁠A+)85.2点(⁠S)
平均年収921万円(⁠43歳)1,380万円(⁠43.1歳)
30歳換算年収約694万円約1,038万円
月の平均残業17時間未公表
有給取得率73.4%未公表
平均勤続年数14.2年14.7年
売上高2.50兆円2.44兆円
売上に対する利益の割合11.1%(⁠税引前利益)25.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.32倍1.22倍
従業員数(⁠単体)6,573人2,309人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

TDK

TDKは、スマートフォンや自動車、データセンターなどに欠かせない電子部品をつくるメーカーです。東京工業大学で発明された磁性材料「⁠フェライト」を工業化するベンチャー企業として1935年に生まれました。かつてはカセットテープで有名でしたが、今は電子部品と電池が柱です。

売上高は約2.5兆円で、電機業界で国内9位です。事業は、受動部品(⁠コンデンサ、コイルなど)、センサ応用製品(⁠温度・圧力・磁気センサなど)、磁気応用製品(⁠ハードディスク用ヘッド、マグネット)、エナジー応用製品(⁠スマートフォンなどの小型電池、電源)の4つです。

東京エレクトロン

東京エレクトロン(⁠TEL)は、半導体をつくるための製造装置のメーカーです。半導体の工場で使われる装置を開発・製造し、世界中の半導体メーカーに販売・保守しています。日本を代表する高収益企業の一つです。

売上高は約2.4兆円です。事業は「⁠半導体製造装置」の一つだけで、装置の開発・製造・販売と、納めた装置の保守サービスで稼いでいます。

歴史の違い

TDK

  1. 1935年東京工業大学で発明されたフェライトを工業化するため、東京電気化学工業として設立されます。
  2. 1960〜1970年代カセットテープを発売し、記録メディアのブランドとして世界に知られるようになります。
  3. 1986〜2000年香港とアメリカの磁気ヘッドメーカーを買収し、ハードディスク用ヘッドの事業を強くします。
  4. 2005〜2008年リチウムイオン電池のATL、電源のラムダ、ドイツの電子部品メーカーEPCOSを買収します。

東京エレクトロン

  1. 1963年東京放送(⁠TBS)の関係会社として、「⁠東京エレクトロン研究所」が設立されます。
  2. 1970〜1980年代技術専門商社としてスタートした会社が、開発・製造機能を持つメーカーへと変わっていきます。
  3. 1990〜1993年山梨、東北、九州などの製造子会社を再編し、製造体制を固めます。
  4. 1993〜2012年韓国、欧州、台湾、中国、シンガポールに拠点をつくり、世界の半導体メーカーを支える販売・サポート体制を築きます。

いま何に賭けているか

TDK

2024年に長期ビジョンを定め、「⁠変化を先んじて検知できる地位獲得」と「⁠変化に迅速に対応できる仕組みの確立と運用」に取り組んでいます。データセンター、スマートグラス、AIスマートフォン、ヒューマノイドロボット、自動運転支援など、AIによる社会の変革を成長の軸にしています。

東京エレクトロン

ビジョンは「⁠半導体の技術革新に貢献する夢と活力のある会社」です。付加価値の高い最先端の装置と技術サービスを生み出し続け、その利益を次の成長投資につなげることで、「⁠ワールドクラスの高収益企業」を目指しています。

よくある質問

TDKと東京エレクトロンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はTDKが約694万円、東京エレクトロンが約1,038万円。東京エレクトロンのほうが約344万円高い。
TDKと東京エレクトロンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はTDKが69.2点、東京エレクトロンが85.2点で、東京エレクトロンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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