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TDKの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、TDKの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. TDKはどんな会社か

TDKは、スマートフォンや自動車、データセンターなどに欠かせない電子部品をつくるメーカーです。東京工業大学で発明された磁性材料「⁠フェライト」を工業化するベンチャー企業として1935年に生まれました。かつてはカセットテープで有名でしたが、今は電子部品と電池が柱です。

いまの状況:2024年に長期ビジョンを定め、「⁠変化を先んじて検知できる地位獲得」と「⁠変化に迅速に対応できる仕組みの確立と運用」に取り組んでいます。

転機:2005〜2008年 リチウムイオン電池のATL、電源のラムダ、ドイツの電子部品メーカーEPCOSを買収します/2016〜2025年 センサメーカーのInvenSenseなどを買収し、AIやスマートグラス向けの技術を持つ会社も傘下に入れています。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.50兆円電機・電子部品製造業の上場202社中9位。
売上に対する税引前利益の割合11.1%業界中央値8.5%より2.6ポイント高い。
売上の4年の伸び1.32倍業界中央値は1.21倍。
従業員数(⁠単体)6,573人4年で1.15倍。
30歳換算年収約694万円業界中央値は約531万円。
月の平均残業17時間業界中央値は14.5時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはTDKの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 2005〜2008年にリチウムイオン電池のATL、電源のラムダ、ドイツの電子部品メーカーEPCOSを買収し、2007年には記録メディア事業を売却しました。カセットテープの会社が、電子部品と電池の会社に変わった転換点です。
  • 税引前利益率は約11.1%で、電機業界の中央値(⁠約8.5%)を上回り、社員はこの4年で約1.15倍に増えました。
  • 会社は、データセンター、スマートグラス、AIスマートフォン、ヒューマノイドロボット、運転支援、半導体製造装置の6つを、AIによる成長分野に挙げています。2025年にはスマートグラス向け技術のSoftEyeを買収しました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

TDK株式会社は、上場202社の中で売上9位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

TDK東京エレクトロンニデックリコー
売上高2.50兆円2.44兆円2.61兆円2.61兆円
利益率11.1%(⁠税引前)25.8%(⁠経常)8.9%(⁠税引前)3.5%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.32倍1.22倍1.61倍1.48倍
30歳換算年収694万円1,038万円583万円648万円
月の残業17時間未公表21.1時間8.8時間

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・創造・変革・多様性・安全

5. 逆質問の例

  • 「⁠変化を先んじて検知できる地位獲得」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い