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SBI新生銀行と楽天銀行の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。銀行グループ(⁠地銀・信託ほか)の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はSBI新生銀行が約649万円、楽天銀行が約602万円。SBI新生銀行のほうが約47万円高い。
  • 売上高はSBI新生銀行が7,741億円、楽天銀行が2,556億円で、SBI新生銀行が約3.0倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はSBI新生銀行が15.9%、楽天銀行が40.3%で、楽天銀行のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

SBI新生銀行楽天銀行
働きやすさの点数54.3点(⁠B)50.4点(⁠B)
平均年収856万円(⁠42.7歳)707万円(⁠37.4歳)
30歳換算年収約649万円約602万円
月の平均残業20.9時間未公表
有給取得率71%未公表
平均勤続年数11.3年5.5年
売上高7,741億円2,556億円
売上に対する利益の割合15.9%(⁠経常利益)40.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び2.07倍2.41倍
従業員数(⁠単体)2,419人987人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはSBI新生銀行が2.07倍、楽天銀行が2.41倍で、勢いは楽天銀行が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はSBI新生銀行が54.3点、楽天銀行が50.4点で、SBI新生銀行が上回る。

何で稼いでいるかの違い

SBI新生銀行

SBI新生銀行は、SBIホールディングスの子会社の銀行です。法人向けの金融、ストラクチャードファイナンス、昭和リース、個人向けのリテールバンキング、カードローン「⁠レイク」(⁠新生フィナンシャル)、アプラスなどの事業を持っています。1952年に設立された日本長期信用銀行が前身です。

収益は約7,741億円です。事業は、法人業務(⁠法人営業、ストラクチャードファイナンス、プリンシパルトランザクションズ、金融市場、昭和リース)、個人業務(⁠リテールバンキング、コンシューマーファイナンス)、海外事業などです。

楽天銀行

楽天銀行は、店舗を持たないインターネット銀行です。楽天グループ株式会社が49.26%を出資しています。2000年に日本電子決済企画として設立され、2001年にイーバンク銀行として開業しました。

収益は約2,556億円です。事業は銀行業で、日本では個人・法人に、台湾では子会社の樂天國際商業銀行を通じて個人・法人に銀行サービスを提供しています。

歴史の違い

SBI新生銀行

  1. 1952年長期信用銀行法に基づき、日本長期信用銀行を設立します。
  2. 1998〜2000年特別公的管理を経て、投資家グループが経営権を取得し、社名を新生銀行に変えます。
  3. 2004〜2008年普通銀行に転換し、アプラス、昭和リース、GEコンシューマー・ファイナンス(⁠今の新生フィナンシャル)を子会社にします。
  4. 2021〜2023年SBIグループの株式公開買付けでSBIホールディングスの子会社になり、社名をSBI新生銀行に変え、上場を廃止します。

楽天銀行

  1. 2000〜2001年日本電子決済企画を設立し、イーバンク銀行として銀行業の免許を取って開業します。
  2. 2008〜2010年楽天と資本・業務提携し、社名を楽天銀行に変え、楽天の完全子会社になります。
  3. 2010年住宅ローン業務を始めます。
  4. 2019〜2021年台湾で銀行業の認可を取り、樂天國際商業銀行が営業を始めます。

いま何に賭けているか

SBI新生銀行

中期経営計画(⁠2025〜2027年度)の中期ビジョンは「⁠次世代の金融、共に築き切り拓く未来」で、「⁠第4のメガバンクの中核」を構成要素に挙げています。会社は、金利環境の正常化でバンキングビジネスの収益機会が広がる一方、預金調達の競争が激しくなっているとしています。

楽天銀行

「⁠安心・安全で最も便利な銀行」を目指しています。口座数と預金量を営業基盤の規模を示す重要な指標にしています。楽天証券、楽天カード、楽天モバイルなどの楽天グループ各社のほか、大垣共立銀行、西日本シティ銀行、第一生命保険などとも銀行代理業務で提携しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい楽天銀行。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い楽天銀行のほうが景気の波に強い。

よくある質問

SBI新生銀行と楽天銀行はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はSBI新生銀行が約649万円、楽天銀行が約602万円。SBI新生銀行のほうが約47万円高い。
SBI新生銀行と楽天銀行はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はSBI新生銀行が54.3点、楽天銀行が50.4点で、SBI新生銀行が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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