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大和ハウス工業と住友林業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ハウスメーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は大和ハウス工業が約872万円、住友林業が約718万円。大和ハウス工業のほうが約154万円高い。
  • 売上高は大和ハウス工業が5.58兆円、住友林業が2.27兆円で、大和ハウス工業が約2.5倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は大和ハウス工業が10.3%、住友林業が7.7%で、大和ハウス工業のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

大和ハウス工業住友林業
働きやすさの点数77.2点(⁠S)65.9点(⁠A)
平均年収1,101万円(⁠40.7歳)976万円(⁠44.1歳)
30歳換算年収約872万円約718万円
月の平均残業未公表13.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.7年14.8年
売上高5.58兆円2.27兆円
売上に対する利益の割合10.3%(⁠経常利益)7.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.26倍1.64倍
従業員数(⁠単体)16,508人5,581人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは大和ハウス工業が1.26倍、住友林業が1.64倍で、勢いは住友林業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は大和ハウス工業が77.2点、住友林業が65.9点で、大和ハウス工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

大和ハウス工業

大和ハウス工業は、住宅メーカーとして知られていますが、実は戸建住宅より、物流倉庫・商業施設・賃貸住宅などの「⁠建物を建てて、貸して、運営する」事業のほうが大きい会社です。売上高は約5.6兆円で、建設業で国内1位です。

事業は、戸建住宅、賃貸住宅、マンション、商業施設、事業施設(⁠物流倉庫・工場・医療介護施設など)、環境エネルギーの6つが柱です。社員の数で見ても、事業施設(⁠約1.5万人)や商業施設(⁠約1万人)が、戸建住宅(⁠約1.1万人)と並ぶかそれ以上の規模です。

住友林業

住友林業は、住友グループの山林経営から始まった会社です。木材・建材の販売、注文住宅(⁠木造住宅)、そしてアメリカやオーストラリアでの住宅事業まで、「⁠木」を軸に事業を広げてきました。近年は海外の住宅事業を大きく伸ばしています。

売上高は約2.3兆円で、建設業で国内5位です。事業は、木材建材(⁠木材・合板・建材の仕入れ・製造・販売)、住宅(⁠国内の注文住宅・リフォーム・不動産)、建築・不動産(⁠アメリカ・オーストラリアの分譲住宅や集合住宅の開発など)、資源環境(⁠山林経営・バイオマス発電など)に分かれています。

歴史の違い

大和ハウス工業

  1. 1955年創業。
  2. 1959年「⁠3時間で建つ家」として「⁠ミゼットハウス」を発売。
  3. 1976年道路沿いの空いた土地に店を建てる「⁠流通店舗事業」を始めます。
  4. 2003年大型の物流施設の開発を本格化します。

住友林業

  1. 1948〜1955年住友本社の解体で林業所が分割され、各社が合併を重ねて1955年に住友林業が生まれます。
  2. 1956〜1975年外国の木材の輸入を始め、建材、住宅資材の製造、分譲住宅、注文住宅へと事業を広げます。
  3. 1990年代リフォームの事業に本格的に進出し、東京証券取引所に上場します。
  4. 2009〜2018年オーストラリアのHenley、アメリカのBloomfield Homes、Gehan Homes、DRB、Crescent Communitiesなどを傘下に入れ、海外の住宅事業を大きくします。

いま何に賭けているか

大和ハウス工業

2025年に創業70周年を迎え、将来の売上高10兆円を一つの節目に掲げています。ただし「⁠量だけでなく質」を重視し、どんな事業の組み合わせで、どんな人材とともに実現するかを問い続けるとしています。

住友林業

長期ビジョン「⁠Mission TREEING 2030」で、森と木の価値を最大限に生かした脱炭素化と循環型の経済(⁠サーキュラーバイオエコノミー)の確立、グローバル展開の進化などを掲げ、2030年にグループの経常利益を3,500億円に伸ばすことを目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい住友林業。

よくある質問

大和ハウス工業と住友林業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は大和ハウス工業が約872万円、住友林業が約718万円。大和ハウス工業のほうが約154万円高い。
大和ハウス工業と住友林業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は大和ハウス工業が77.2点、住友林業が65.9点で、大和ハウス工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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