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イオンとファーストリテイリングの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。小売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はイオンが約613万円、ファーストリテイリングが約1,051万円。ファーストリテイリングのほうが約438万円高い。
  • 売上高はイオンが10.72兆円、ファーストリテイリングが3.40兆円で、イオンが約3.2倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはイオンが1.23倍、ファーストリテイリングが1.59倍で、勢いはファーストリテイリングが上。

数字で比べる

イオンファーストリテイリング
働きやすさの点数65.3点(⁠A)68.5点(⁠A+)
平均年収933万円(⁠49.3歳)1,251万円(⁠38歳)
30歳換算年収約613万円約1,051万円
月の平均残業13.1時間未公表
有給取得率69.3%未公表
平均勤続年数17.9年5年
売上高10.72兆円3.40兆円
売上に対する利益の割合2.3%(⁠経常利益)19.1%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.23倍1.59倍
従業員数(⁠単体)559人1,572人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はイオンが65.3点、ファーストリテイリングが68.5点で、ファーストリテイリングが上回る。

何で稼いでいるかの違い

イオン

イオンは、総合スーパーのイオン、マックスバリュなどのスーパー、ドラッグストア、ショッピングモール、イオン銀行などを抱える、日本最大の小売グループです。三重県四日市の呉服店から始まり、合併を重ねて今の姿になりました。

売上高は約10.7兆円で、卸売・小売業で国内5位です。事業は、総合スーパー(⁠GMS)、スーパーマーケット(⁠SM)、ディスカウントストア、ヘルス&ウエルネス(⁠ドラッグストア)、総合金融、ディベロッパー(⁠イオンモール)、サービス・専門店、国際(⁠アジア)に分かれています。

ファーストリテイリング

ファーストリテイリングは、ユニクロとジーユー(⁠GU)を展開する、世界有数のアパレル企業です。山口県宇部市の紳士服店から始まり、今は海外のユニクロ事業が最大の柱で、世界中に店を広げています。

売上高は約3.4兆円です。事業は、国内ユニクロ、海外ユニクロ、ジーユー、グローバルブランド(⁠セオリーなど)に分かれています。社員約6万人のうち約3.6万人が海外ユニクロ事業にいて、海外が最大の稼ぎ頭です。

歴史の違い

イオン

  1. 1926年三重県四日市市で、衣料品を売る「⁠岡田屋呉服店」として会社が設立されます。
  2. 1969〜1970年兵庫のフタギ、大阪のシロと共同で仕入会社をつくり、合併して「⁠ジャスコ」が生まれます。
  3. 1970年代各地のスーパーや百貨店と次々に合併し、全国チェーンになっていきます。
  4. 1985年マレーシアに海外1号店を出し、アジアへの進出を始めます。

ファーストリテイリング

  1. 1949年山口県宇部市に「⁠メンズショップ小郡商事」が開業します。
  2. 1984年広島市にカジュアルウエアの店「⁠ユニクロ袋町店」を出し、カジュアルウエアの小売に進出します。
  3. 1991〜1998年社名をファーストリテイリングに変え、全店をユニクロに統一。
  4. 2001〜2006年イギリス、中国、アメリカ、フランスへ進出。

いま何に賭けているか

イオン

「⁠一人ひとりの笑顔が咲く未来のくらしを創造する」という未来ビジョンのもと、5つの重点施策を進めています。食品スーパーの収益構造改革(⁠トップバリュの強化、惣菜・物流センターへの投資)や、ツルハホールディングスとの統合によるヘルス&ウエルネス事業の強化が柱です。

ファーストリテイリング

「⁠服を変え、常識を変え、世界を変えていく」を企業理念に、事業規模だけでなく企業風土を含めた質の面でも「⁠グローバルNo.1」を目指しています。中間目標として2028年8月期に売上収益5兆円を掲げ、欧米やアジアでの市場シェア拡大に力を入れています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいファーストリテイリング。

よくある質問

イオンとファーストリテイリングはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はイオンが約613万円、ファーストリテイリングが約1,051万円。ファーストリテイリングのほうが約438万円高い。
イオンとファーストリテイリングはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はイオンが65.3点、ファーストリテイリングが68.5点で、ファーストリテイリングが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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