トップ › 会社比較 › 小売 › イオンと平和堂

イオンと平和堂の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。小売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はイオンが約613万円、平和堂が約455万円。イオンのほうが約158万円高い。
  • 月の平均残業はイオンが13.1時間、平和堂が15.5時間。イオンのほうが月2.4時間少ない。
  • 売上高はイオンが10.72兆円、平和堂が4,560億円で、イオンが約23.5倍の規模。

数字で比べる

イオン平和堂
働きやすさの点数65.3点(⁠A)57.7点(⁠B)
平均年収933万円(⁠49.3歳)604万円(⁠43歳)
30歳換算年収約613万円約455万円
月の平均残業13.1時間15.5時間
有給取得率69.3%未公表
平均勤続年数17.9年18.2年
売上高10.72兆円4,560億円
売上に対する利益の割合2.3%(⁠経常利益)3.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.23倍1.04倍
従業員数(⁠単体)559人3,611人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はイオンが2.3%、平和堂が3.2%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びはイオンが1.23倍、平和堂が1.04倍で、勢いはイオンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はイオンが65.3点、平和堂が57.7点で、イオンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

イオン

イオンは、総合スーパーのイオン、マックスバリュなどのスーパー、ドラッグストア、ショッピングモール、イオン銀行などを抱える、日本最大の小売グループです。三重県四日市の呉服店から始まり、合併を重ねて今の姿になりました。

売上高は約10.7兆円で、卸売・小売業で国内5位です。事業は、総合スーパー(⁠GMS)、スーパーマーケット(⁠SM)、ディスカウントストア、ヘルス&ウエルネス(⁠ドラッグストア)、総合金融、ディベロッパー(⁠イオンモール)、サービス・専門店、国際(⁠アジア)に分かれています。

平和堂

平和堂は、滋賀県彦根市に本部を置き、総合スーパーやスーパー「⁠フレンドマート」など170店舗を展開する会社です。中国・湖南省では百貨店も運営しています。1953年に夏原平次郎が彦根市で靴や鞄を売る「⁠夏原商店」を創業したのが始まりです。

売上高は約4,560億円です。事業は、小売(⁠総合スーパー、中国の百貨店、書籍・フィットネス)、小売周辺(⁠惣菜・米飯の製造、ビル管理、商業施設の運営)、その他(⁠外食など)です。

歴史の違い

イオン

  1. 1926年三重県四日市市で、衣料品を売る「⁠岡田屋呉服店」として会社が設立されます。
  2. 1969〜1970年兵庫のフタギ、大阪のシロと共同で仕入会社をつくり、合併して「⁠ジャスコ」が生まれます。
  3. 1970年代各地のスーパーや百貨店と次々に合併し、全国チェーンになっていきます。
  4. 1985年マレーシアに海外1号店を出し、アジアへの進出を始めます。

平和堂

  1. 1953〜1957年夏原平次郎が彦根市で夏原商店を創業し、株式会社平和堂を設立します。
  2. 1966年食料品の販売を始めます。
  3. 1990年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  4. 1995年中国湖南省長沙市に合弁会社を設立します。

いま何に賭けているか

イオン

「⁠一人ひとりの笑顔が咲く未来のくらしを創造する」という未来ビジョンのもと、5つの重点施策を進めています。食品スーパーの収益構造改革(⁠トップバリュの強化、惣菜・物流センターへの投資)や、ツルハホールディングスとの統合によるヘルス&ウエルネス事業の強化が柱です。

平和堂

経営理念は、平和堂グループ憲章「⁠全従業員の物心両面の幸福を追求すると共にお客様と地域社会に貢献し続ける企業となる」です。中長期ビジョンは「⁠地域密着ライフスタイル総合(⁠創造)企業」です。「⁠第五次中期経営計画」で、子育て世代のニーズへの対応と、ドミナント戦略による「⁠HOP経済圏」の拡大を進めています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でイオンが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいイオン。

よくある質問

イオンと平和堂はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はイオンが約613万円、平和堂が約455万円。イオンのほうが約158万円高い。
イオンと平和堂はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はイオンが13.1時間、平和堂が15.5時間。イオンのほうが月2.4時間少ない。
イオンと平和堂はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はイオンが65.3点、平和堂が57.7点で、イオンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく