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イオンとセブン&アイ・ホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。小売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はイオンが約613万円、セブン&アイ・ホールディングスが約616万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はイオンが13.1時間、セブン&アイ・ホールディングスが16.7時間。イオンのほうが月3.6時間少ない。
  • 売上高はイオンが10.72兆円、セブン&アイ・ホールディングスが10.43兆円で、規模は近い。

数字で比べる

イオンセブン&アイ・ホールディングス
働きやすさの点数65.3点(⁠A)62.8点(⁠A-)
平均年収933万円(⁠49.3歳)855万円(⁠45.1歳)
30歳換算年収約613万円約616万円
月の平均残業13.1時間16.7時間
有給取得率69.3%未公表
平均勤続年数17.9年16.9年
売上高10.72兆円10.43兆円
売上に対する利益の割合2.3%(⁠経常利益)3.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.23倍1.19倍
従業員数(⁠単体)559人866人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はイオンが2.3%、セブン&アイ・ホールディングスが3.6%で、差は小さい。
  • 当サイトの働きやすさの点数はイオンが65.3点、セブン&アイ・ホールディングスが62.8点で、イオンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

イオン

イオンは、総合スーパーのイオン、マックスバリュなどのスーパー、ドラッグストア、ショッピングモール、イオン銀行などを抱える、日本最大の小売グループです。三重県四日市の呉服店から始まり、合併を重ねて今の姿になりました。

売上高は約10.7兆円で、卸売・小売業で国内5位です。事業は、総合スーパー(⁠GMS)、スーパーマーケット(⁠SM)、ディスカウントストア、ヘルス&ウエルネス(⁠ドラッグストア)、総合金融、ディベロッパー(⁠イオンモール)、サービス・専門店、国際(⁠アジア)に分かれています。

セブン&アイ・ホールディングス

セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニの「⁠セブン‐イレブン」を日本と世界で展開する会社です。かつてはイトーヨーカ堂やそごう・西武も持つ流通グループでしたが、2025年からコンビニ事業に特化した会社に生まれ変わりました。

売上高は約10.4兆円で、卸売・小売業で国内6位です。いまの事業の中心は、国内のセブン‐イレブンと、北米を中心とする海外のセブン‐イレブン(⁠7-Eleven, Inc.)の二つです。

歴史の違い

イオン

  1. 1926年三重県四日市市で、衣料品を売る「⁠岡田屋呉服店」として会社が設立されます。
  2. 1969〜1970年兵庫のフタギ、大阪のシロと共同で仕入会社をつくり、合併して「⁠ジャスコ」が生まれます。
  3. 1970年代各地のスーパーや百貨店と次々に合併し、全国チェーンになっていきます。
  4. 1985年マレーシアに海外1号店を出し、アジアへの進出を始めます。

セブン&アイ・ホールディングス

  1. 2005年セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、デニーズジャパンが共同で持株会社をつくり、セブン&アイ・ホールディングスが生まれます。
  2. 2006年そごう・西武の親会社(⁠ミレニアムリテイリング)を傘下に入れ、百貨店まで持つ巨大な流通グループになります。
  3. 2008〜2011年セブン銀行を上場させるなど、金融事業を広げます。
  4. 2021年北米のガソリンスタンド併設コンビニ、Speedwayを買収し、海外事業を大きくします。

いま何に賭けているか

イオン

「⁠一人ひとりの笑顔が咲く未来のくらしを創造する」という未来ビジョンのもと、5つの重点施策を進めています。食品スーパーの収益構造改革(⁠トップバリュの強化、惣菜・物流センターへの投資)や、ツルハホールディングスとの統合によるヘルス&ウエルネス事業の強化が柱です。

セブン&アイ・ホールディングス

2025年8月に「⁠7-Elevenの変革」と題した計画(⁠変革プラン)を発表しました。会社は、近年「⁠イノベーションの鈍化と事業の推進力低下」があったと認め、一つの7-Elevenブランドとして世界で一貫した成長戦略を進めるとしています。

よくある質問

イオンとセブン&アイ・ホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はイオンが約613万円、セブン&アイ・ホールディングスが約616万円。ほぼ同じ水準。
イオンとセブン&アイ・ホールディングスはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はイオンが13.1時間、セブン&アイ・ホールディングスが16.7時間。イオンのほうが月3.6時間少ない。
イオンとセブン&アイ・ホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はイオンが65.3点、セブン&アイ・ホールディングスが62.8点で、イオンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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