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ミスミグループ本社とMonotaROの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。機械工具・間接資材の流通の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はミスミグループ本社が約713万円、MonotaROが約617万円。ミスミグループ本社のほうが約96万円高い。
  • 売上高はミスミグループ本社が4,414億円、MonotaROが3,339億円で、ミスミグループ本社が約1.3倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はミスミグループ本社が11.1%、MonotaROが13.8%で、MonotaROのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

ミスミグループ本社MonotaRO
働きやすさの点数54.8点(⁠B)52.9点(⁠B)
平均年収914万円(⁠41.4歳)719万円(⁠37歳)
30歳換算年収約713万円約617万円
月の平均残業未公表15.8時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数7.5年5.6年
売上高4,414億円3,339億円
売上に対する利益の割合11.1%(⁠経常利益)13.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.21倍1.76倍
従業員数(⁠単体)327人931人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはミスミグループ本社が1.21倍、MonotaROが1.76倍で、勢いはMonotaROが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はミスミグループ本社が54.8点、MonotaROが52.9点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

ミスミグループ本社

ミスミグループ本社は、FA(⁠工場の自動化)用の機械部品や金型部品を、カタログやウェブで提供する会社の持株会社です。メーカー品のウェブ販売(⁠VONA)も行っています。1963年に電子機器やベアリングの販売会社、三住商事として設立されました。

売上高は約4,414億円です。事業は、FA(⁠シャフト、リニアガイド、位置決め部品など)、金型部品(⁠パンチ&ダイ、エジェクタピンなど)、VONA(⁠他社メーカー品のウェブ販売、MRO)の3つです。

MonotaRO

MonotaRO(⁠モノタロウ)は、工場で使う消耗品や補修用品などの間接資材を、インターネットで事業者向けに売る会社です。2000年に住友商事とGrainger Internationalの共同出資で設立され、今はGrainger社のグループ会社です。

売上高は約3,339億円です。国内外の卸業者やメーカーから仕入れた商品をウェブカタログや紙カタログに載せ、店舗を持たずに販売しています。需要の高い一部の商品はプライベートブランドでも売っています。

歴史の違い

ミスミグループ本社

  1. 1963〜1965年三住商事を設立し、プレス金型用部品のノックピンを発売します。
  2. 1977年「⁠プレス金型用標準部品」カタログを創刊します。
  3. 1988〜1989年「⁠自動機用標準部品」カタログを創刊し、米国に現地法人を設立して、社名をミスミに変えます。
  4. 2003〜2006年中国、北米、タイ、ドイツなどに物流拠点のQCT配送センターを開設します。

MonotaRO

  1. 2000〜2001年住友商事とGrainger Internationalの共同出資で住商グレンジャーを設立し、インターネットでの工場用間接資材の通信販売を始めます。
  2. 2006年社名をMonotaROに変え、東京証券取引所マザーズに上場します。
  3. 2009年Grainger社のグループが株式の過半数を持ち、親会社になります。
  4. 2013〜2020年インドネシアなど海外の会社を設立・取得します。

いま何に賭けているか

ミスミグループ本社

2025年6月に買収したFictiv社と組み、標準品からマスカスタム品・カスタム品まで一貫して提供する体制をつくるとしています。見積、受発注、調達、生産、物流の効率化で「⁠確実短納期」と「⁠工数削減」を提供してきたとし、AIの活用などでデジタルモデルを進めるとしています。社員にとって「⁠Best Place To Grow」であることを目指しています。

MonotaRO

企業理念は「⁠資材調達ネットワークを変革する」です。日本の間接資材市場は多品種・少量購買で、価格の不透明さやプロセスの非効率さが課題だったとし、膨大な商品データと独自のアルゴリズムを使ったデータドリブン経営で、事業者に「⁠時間価値」を提供するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいMonotaRO。

よくある質問

ミスミグループ本社とMonotaROはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はミスミグループ本社が約713万円、MonotaROが約617万円。ミスミグループ本社のほうが約96万円高い。
ミスミグループ本社とMonotaROはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はミスミグループ本社が54.8点、MonotaROが52.9点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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