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ミスミグループ本社とトラスコ中山の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。機械工具・間接資材の流通の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はミスミグループ本社が約713万円、トラスコ中山が約615万円。ミスミグループ本社のほうが約98万円高い。
  • 売上高はミスミグループ本社が4,414億円、トラスコ中山が3,200億円で、ミスミグループ本社が約1.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はミスミグループ本社が11.1%、トラスコ中山が7.0%で、ミスミグループ本社のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

ミスミグループ本社トラスコ中山
働きやすさの点数54.8点(⁠B)60.5点(⁠A-)
平均年収914万円(⁠41.4歳)753万円(⁠39.3歳)
30歳換算年収約713万円約615万円
月の平均残業未公表23時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数7.5年14.7年
売上高4,414億円3,200億円
売上に対する利益の割合11.1%(⁠経常利益)7.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.21倍1.41倍
従業員数(⁠単体)327人1,756人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはミスミグループ本社が1.21倍、トラスコ中山が1.41倍で、勢いはトラスコ中山が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はミスミグループ本社が54.8点、トラスコ中山が60.5点で、トラスコ中山が上回る。

何で稼いでいるかの違い

ミスミグループ本社

ミスミグループ本社は、FA(⁠工場の自動化)用の機械部品や金型部品を、カタログやウェブで提供する会社の持株会社です。メーカー品のウェブ販売(⁠VONA)も行っています。1963年に電子機器やベアリングの販売会社、三住商事として設立されました。

売上高は約4,414億円です。事業は、FA(⁠シャフト、リニアガイド、位置決め部品など)、金型部品(⁠パンチ&ダイ、エジェクタピンなど)、VONA(⁠他社メーカー品のウェブ販売、MRO)の3つです。

トラスコ中山

トラスコ中山は、工具、作業用品、機器類などの「⁠PRO TOOL」(⁠工場や建設現場で使う間接資材)を扱う卸売会社です。約8.8万アイテムのプライベート・ブランド「⁠TRUSCO」も自社開発しています。1959年に大阪で機械工具卸の中山機工商会として創業しました。

売上高は約3,200億円です。販売ルートは、ファクトリー(⁠製造業、建設関連業向け)、eビジネス(⁠ネット通販企業向け)、ホームセンター、海外の4つです。

歴史の違い

ミスミグループ本社

  1. 1963〜1965年三住商事を設立し、プレス金型用部品のノックピンを発売します。
  2. 1977年「⁠プレス金型用標準部品」カタログを創刊します。
  3. 1988〜1989年「⁠自動機用標準部品」カタログを創刊し、米国に現地法人を設立して、社名をミスミに変えます。
  4. 2003〜2006年中国、北米、タイ、ドイツなどに物流拠点のQCT配送センターを開設します。

トラスコ中山

  1. 1959〜1964年大阪で中山機工商会を創業し、中山機工株式会社を設立します。
  2. 1981年ホームセンター業界に進出します。
  3. 1994年社名をトラスコ中山に変え、初の物流センターを開設します。
  4. 2003〜2005年プライベート・ブランドを「⁠TRUSCO」に統一し、手形取引を全廃します。

いま何に賭けているか

ミスミグループ本社

2025年6月に買収したFictiv社と組み、標準品からマスカスタム品・カスタム品まで一貫して提供する体制をつくるとしています。見積、受発注、調達、生産、物流の効率化で「⁠確実短納期」と「⁠工数削減」を提供してきたとし、AIの活用などでデジタルモデルを進めるとしています。社員にとって「⁠Best Place To Grow」であることを目指しています。

トラスコ中山

企業メッセージは「⁠がんばれ!!日本のモノづくり」です。数値目標より能力目標を優先するとし、「⁠2030年までに在庫100万アイテム以上」「⁠問屋によるユーザー様直送を業界の常識にしたい」「⁠1日24時間受注、1年365日出荷」などを「⁠ありたい姿」に掲げています。AI見積「⁠即答名人」などのデジタル機能も強化しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいトラスコ中山。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いミスミグループ本社のほうが景気の波に強い。

よくある質問

ミスミグループ本社とトラスコ中山はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はミスミグループ本社が約713万円、トラスコ中山が約615万円。ミスミグループ本社のほうが約98万円高い。
ミスミグループ本社とトラスコ中山はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はミスミグループ本社が54.8点、トラスコ中山が60.5点で、トラスコ中山が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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