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本田技研工業とヤマハ発動機の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は本田技研工業が約689万円、ヤマハ発動機が約633万円。本田技研工業のほうが約56万円高い。
  • 月の平均残業は本田技研工業が19.3時間、ヤマハ発動機が16時間。ヤマハ発動機のほうが月3.3時間少ない。
  • 当サイトの働きやすさの点数は本田技研工業が73.8点、ヤマハ発動機が68.7点で、本田技研工業が上回る。

数字で比べる

本田技研工業ヤマハ発動機
働きやすさの点数73.8点(⁠S-)68.7点(⁠A+)
平均年収933万円(⁠43.9歳)835万円(⁠42.7歳)
30歳換算年収約689万円約633万円
月の平均残業19.3時間16時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18.4年15.7年
売上高21.80兆円—
売上に対する利益の割合-1.9%(⁠税引前利益)—
売上の4年の伸び1.50倍—
従業員数(⁠単体)32,547人12,082人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

本田技研工業

ホンダは、オートバイ(⁠二輪)・自動車(⁠四輪)・発電機や耕うん機などの「⁠パワープロダクツ」をつくり、世界中で売っている会社です。売上高は約21.8兆円と自動車業界で国内最大級ですが、直近の決算は四輪事業の不振で赤字になっており、まさに転換点にいます。

お金の入り口は、世界中でホンダの二輪車・四輪車を買うお客さんと、その購入を支える自動車ローンなどの金融サービスです。事業は二輪、四輪、金融サービス、パワープロダクツの4つに分かれています。

ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は、二輪車(⁠バイク)と船外機を主力とする静岡県磐田市の会社です。1955年に楽器のヤマハ(⁠当時の日本楽器製造)からオートバイ部門が独立してできました。電動アシスト自転車、ゴルフカー、四輪バギー、産業用ロボット、産業用無人ヘリコプターなども手がけています。

事業は、ランドモビリティ(⁠二輪車、電動アシスト自転車、電動車椅子、自動車用エンジンなど)、マリン(⁠船外機、ボートなど)、アウトドアランドビークル、ロボティクス、金融サービスに分かれています。

歴史の違い

本田技研工業

  1. 1946年本田宗一郎が静岡県浜松市に「⁠本田技術研究所」を開き、エンジンの研究・製造を始めます。
  2. 1949年オートバイの生産を始めます。
  3. 1959年アメリカに販売会社をつくり、早くから海外に出ていきます。
  4. 1963年自動車(⁠四輪車)の生産を始めます。

ヤマハ発動機

  1. 1955年日本楽器製造(⁠今のヤマハ)から分離独立し、浜松で二輪車の生産・販売を続けます。
  2. 1960〜1968年ボート・船外機の販売を始め、トヨタ2000GTの受託生産(⁠1966年)やスノーモビルの販売も始めます。
  3. 1970〜1998年ブラジル、インドネシア、アメリカ、台湾、ベトナムに会社をつくり、海外の二輪車事業を広げます。
  4. 1984〜1996年産業用ロボット、サーフェスマウンター、産業用無人ヘリコプター、電動アシスト自転車、電動車椅子の販売を次々に始めます。

いま何に賭けているか

本田技研工業

「⁠夢」を原動力に、独創的な技術で移動を進化させる「⁠総合モビリティカンパニー」を目指しています。足元の最大の課題は、関税やEV市場の変化で悪化した四輪事業の立て直しです。

ヤマハ発動機

企業目的「⁠感動創造企業」のもと、2030年に向けた長期ビジョン「⁠ART for Human Possibilities〜人はもっと幸せになれる〜」を掲げています。2025年からの中期経営計画では、事業をコア事業(⁠二輪車、マリン)、戦略事業(⁠ロボティクス、SPV、OLV)、新規事業に分け、将来的にすべての事業でROIC12.5%を上回ることを目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら本田技研工業、時間のゆとりを取るならヤマハ発動機。

よくある質問

本田技研工業とヤマハ発動機はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は本田技研工業が約689万円、ヤマハ発動機が約633万円。本田技研工業のほうが約56万円高い。
本田技研工業とヤマハ発動機はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は本田技研工業が19.3時間、ヤマハ発動機が16時間。ヤマハ発動機のほうが月3.3時間少ない。
本田技研工業とヤマハ発動機はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は本田技研工業が73.8点、ヤマハ発動機が68.7点で、本田技研工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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