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電源開発と北海道電力の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電力の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は電源開発が約923万円、北海道電力が約647万円。電源開発のほうが約276万円高い。
  • 月の平均残業は電源開発が22時間、北海道電力が28.1時間。電源開発のほうが月6.1時間少ない。
  • 売上高は電源開発が1.18兆円、北海道電力が8,560億円で、電源開発が約1.4倍の規模。

数字で比べる

電源開発北海道電力
働きやすさの点数81.4点(⁠S)71.8点(⁠S-)
平均年収1,188万円(⁠41.6歳)828万円(⁠41.3歳)
30歳換算年収約923万円約647万円
月の平均残業22時間28.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.6年21.5年
売上高1.18兆円8,560億円
売上に対する利益の割合13.4%(⁠経常利益)7.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.09倍1.29倍
従業員数(⁠単体)1,994人2,400人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は電源開発が13.4%、北海道電力が7.2%で、電源開発のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは電源開発が1.09倍、北海道電力が1.29倍で、勢いは北海道電力が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は電源開発が81.4点、北海道電力が71.8点で、電源開発が上回る。

何で稼いでいるかの違い

電源開発

電源開発(⁠J-POWER)は、水力・火力・風力などの発電所で電気をつくって電力会社などに売る会社です。1952年に政府出資の会社として設立され、2004年に完全民営化しました。子会社で送電・変電設備を持ち、東西日本をつなぐ周波数変換所も運転しています。

売上高は約1.18兆円です。事業は、発電(⁠水力、火力、風力など)、送変電(⁠子会社の送・変電設備で、沖縄電力を除く一般送配電事業者9社の電力を託送)、電力周辺関連、海外、その他(⁠石炭販売など)です。

北海道電力

北海道電力(⁠ほくでん)は、北海道で電気をつくって売る電力会社です。送配電は子会社の北海道電力ネットワークが担っています。泊原子力発電所3号機の2027年のできるだけ早い再稼働を目指しています。

売上高は約8,560億円です。本体は発電・小売電気事業を、子会社の北海道電力ネットワークが一般送配電事業を営んでいます。

歴史の違い

電源開発

  1. 1952年電源開発促進法に基づき、政府出資の株式会社として設立されます。
  2. 1956年初の大規模水力発電所となる佐久間発電所の運転を始めます。
  3. 1981年国内初の海外炭を主燃料とする石炭火力発電所、松島火力発電所の運転を始めます。
  4. 2004年東京証券取引所に上場し、完全民営化します。

北海道電力

  1. 1951年電気事業再編成令にもとづき、日本発送電と北海道配電から出資・譲渡を受けて設立されます。
  2. 1953年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  3. 2005年北海電気工事を公開買付けで子会社にします。
  4. 2020年一般送配電事業を北海道電力ネットワークに移します。

いま何に賭けているか

電源開発

2050年に向けた長期ビジョン「⁠J-POWER“BLUE MISSION 2050”」で、発電事業のカーボンニュートラル実現を掲げています。中期経営計画(⁠2024-2026)では、国内外でカーボンニュートラルアセット中心の事業ポートフォリオへの変換を目指し、国内の再生可能エネルギー開発を加速しています。

北海道電力

2025年3月に策定した「⁠ほくでんグループ経営ビジョン2035」で、「⁠北海道の発展に向けたGX実現への挑戦」などを経営テーマにしています。会社は、北海道では次世代半導体工場やデータセンターの立地が進み、減少傾向だった電力需要が反転して中長期的に大きく増える見通しだとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で電源開発が上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい北海道電力。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い電源開発のほうが景気の波に強い。

よくある質問

電源開発と北海道電力はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は電源開発が約923万円、北海道電力が約647万円。電源開発のほうが約276万円高い。
電源開発と北海道電力はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は電源開発が22時間、北海道電力が28.1時間。電源開発のほうが月6.1時間少ない。
電源開発と北海道電力はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は電源開発が81.4点、北海道電力が71.8点で、電源開発が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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