トップ › 会社比較 › ゼネコン › 戸田建設と竹中工務店

戸田建設と竹中工務店の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ゼネコンの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 月の平均残業は戸田建設が11時間、竹中工務店が22.4時間。戸田建設のほうが月11.4時間少ない。
  • 売上高は戸田建設が6,457億円、竹中工務店が1.61兆円で、竹中工務店が約2.5倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は戸田建設が6.8%、竹中工務店が6.7%で、差は小さい。

数字で比べる

戸田建設竹中工務店
働きやすさの点数78.4点(⁠S)67.4点(⁠A+)
平均年収1,038万円(⁠44.3歳)—
30歳換算年収約761万円—
月の平均残業11時間22.4時間
有給取得率66.2%未公表
平均勤続年数18.4年18.2年
売上高6,457億円1.61兆円
売上に対する利益の割合6.8%(⁠経常利益)6.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.29倍1.28倍
従業員数(⁠単体)4,404人7,907人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は戸田建設が78.4点、竹中工務店が67.4点で、戸田建設が上回る。

何で稼いでいるかの違い

戸田建設

戸田建設は、建築工事を中心に土木工事も行う総合建設会社で、不動産開発や洋上風力発電などの事業も手がけています。1881年に初代戸田利兵衛が東京で土木建築請負業を開業したのが始まりです。

売上高は約6,457億円です。そのうち建築事業が約3,625億円、土木事業が約1,278億円で、ほかに国内投資開発、国内グループ会社、海外グループ会社、環境・エネルギーの事業があります。

竹中工務店

竹中工務店は、建築工事を中心とする大手建設会社で、土木(⁠竹中土木)、道路舗装(⁠竹中道路)、不動産開発などもグループで手がけています。織田信長の普請奉行だった初代竹中藤兵衛正高が名古屋で神社仏閣の造営を始めたのが起源で、1610年を創業としています。

売上高は約1.61兆円です。事業は、建設(⁠当社の建築工事、竹中土木の土木工事など)、開発(⁠事務所ビルの賃貸、海外のリゾート開発など)、その他(⁠アサヒファシリティズの不動産管理など)です。

歴史の違い

戸田建設

  1. 1881年初代戸田利兵衛が東京で土木建築請負業を開業します。
  2. 1936年株式会社にし、株式会社戸田組と称します。
  3. 1963年戸田道路を設立し、社名を戸田建設に変えます。
  4. 1987年島藤建設工業と合併します。

竹中工務店

  1. 1610年初代竹中藤兵衛正高が、名古屋で神社仏閣の造営を業として創業します。
  2. 1899年神戸に進出し、明治以降に手がけ始めた洋風建築へと業態を大きく変えます。
  3. 1909年合名会社に改組し、竹中工務店の名前を使い始めます。
  4. 1937〜1938年株式会社竹中工務店を設立し、東京、名古屋、九州に支店を開きます。

いま何に賭けているか

戸田建設

「⁠中期経営計画2027」の基本方針は『⁠見極め、つなぐ。』です。2027年度に連結売上高8,000億円程度、営業利益435億円以上、ROE10.0%以上を目標にしています。営業・作業所での提供価値を高める「⁠タテ展開」と、建設事業と戦略事業の連携を深める「⁠ヨコ展開」で高収益化を目指すとしています。

竹中工務店

経営理念は「⁠最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」です。2026年から「⁠中期経営計画2030」を始め、国内建築、海外建築、開発、土木、建物管理、新規の「⁠6つの中核事業戦略」と、技術、デジタル、人材、広報・ブランドの「⁠4つの経営基盤戦略」で進めるとしています。「⁠リジェネラティブ(⁠再活性)」な考え方を取り入れた「⁠竹中グループ経営ビジョン」も定めました。

よくある質問

戸田建設と竹中工務店はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は戸田建設が11時間、竹中工務店が22.4時間。戸田建設のほうが月11.4時間少ない。
戸田建設と竹中工務店はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は戸田建設が78.4点、竹中工務店が67.4点で、戸田建設が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく