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松竹とKADOKAWAの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。エンタメ・レジャーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は松竹が約635万円、KADOKAWAが約677万円。KADOKAWAのほうが約42万円高い。
  • 月の平均残業は松竹が7.2時間、KADOKAWAが7.4時間。大きな差はない。
  • 売上高は松竹が982億円、KADOKAWAが2,829億円で、KADOKAWAが約2.9倍の規模。

数字で比べる

松竹KADOKAWA
働きやすさの点数66.1点(⁠A)61.6点(⁠A-)
平均年収830万円(⁠42.3歳)872万円(⁠41.6歳)
30歳換算年収約635万円約677万円
月の平均残業7.2時間7.4時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.2年11.4年
売上高982億円2,829億円
売上に対する利益の割合6.5%(⁠経常利益)4.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.37倍1.28倍
従業員数(⁠単体)619人2,471人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は松竹が6.5%、KADOKAWAが4.1%で、松竹のほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は松竹が66.1点、KADOKAWAが61.6点で、松竹が上回る。

何で稼いでいるかの違い

松竹

松竹は、映画の製作・配給・興行(⁠シネコンは松竹マルチプレックスシアターズ)と、歌舞伎を中心とする演劇、そして歌舞伎座や東劇ビルなどの不動産を持つ会社です。1895年に大谷竹次郎が京都で演劇興行を始めたことが起源で、兄の白井松次郎とともに1902年に新聞で「⁠松竹」と紹介され、その名が知られるようになりました。

売上高は約982億円です。事業は、映像関連(⁠映画の製作・配給・興行、版権許諾、テレビ映画、CS放送など)、演劇(⁠歌舞伎など)、不動産、その他の4つです。

KADOKAWA

KADOKAWAは、書籍・電子書籍などの出版、アニメ・実写映像、ゲーム(⁠フロム・ソフトウェア、スパイク・チュンソフトなど)、動画コミュニティサービス(⁠ドワンゴ)、教育・EdTechなどの事業を持つ会社です。2014年にKADOKAWAとドワンゴが経営統合してできました。

売上高は約2,829億円です。事業は、出版・IP創出、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育・EdTech、その他の6つです。

歴史の違い

松竹

  1. 1895〜1902年大谷竹次郎が京都で演劇興行を始め、1902年に兄の白井松次郎とともに新聞で「⁠松竹」と紹介されます。
  2. 1920年松竹キネマ合名社を創立して映画の製作・配給を始め、蒲田撮影所を開きます。
  3. 1951年歌舞伎座を復興開場します。
  4. 2013年歌舞伎座と歌舞伎座タワーが竣工し、新しい歌舞伎座が開場します。

KADOKAWA

  1. 2014年KADOKAWAとドワンゴが経営統合し、共同持株会社のKADOKAWA・DWANGOを設立します。
  2. 2015年社名をカドカワに変えます。
  3. 2019年子会社のKADOKAWAの全事業を引き継ぎ、社名をKADOKAWAに変えます。
  4. 2022〜2023年東京証券取引所プライム市場に移り、指名委員会等設置会社になります。

いま何に賭けているか

松竹

ミッションは「⁠日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する」「⁠時代のニーズをとらえ、あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツをお届けする」です。映画では自社企画・幹事作品を増やし、充実したライブラリーを配信や海外ライセンスにも活用するとしています。演劇では、歌舞伎の古典上演と新作創作を続けるとしています。

KADOKAWA

コーポレートミッションは「⁠世界の才能と、感動をつなぐ、クリエイティブプラットフォーマーへ」です。IPを生み出し、事業間の連携でIPの価値を最大化し、世界に広げる「⁠グローバル・メディアミックス with Technology」を基本戦略としています。2032年3月期に売上高4,000億円(⁠うち海外1,000億円)、営業利益380億円を目指しています。

よくある質問

松竹とKADOKAWAはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は松竹が約635万円、KADOKAWAが約677万円。KADOKAWAのほうが約42万円高い。
松竹とKADOKAWAはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は松竹が7.2時間、KADOKAWAが7.4時間。大きな差はない。
松竹とKADOKAWAはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は松竹が66.1点、KADOKAWAが61.6点で、松竹が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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