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松竹と共立メンテナンスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。エンタメ・レジャーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は松竹が約635万円、共立メンテナンスが約443万円。松竹のほうが約192万円高い。
  • 月の平均残業は松竹が7.2時間、共立メンテナンスが19.5時間。松竹のほうが月12.3時間少ない。
  • 売上高は松竹が982億円、共立メンテナンスが2,752億円で、共立メンテナンスが約2.8倍の規模。

数字で比べる

松竹共立メンテナンス
働きやすさの点数66.1点(⁠A)46.8点(⁠C)
平均年収830万円(⁠42.3歳)528万円(⁠38.1歳)
30歳換算年収約635万円約443万円
月の平均残業7.2時間19.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.2年6.3年
売上高982億円2,752億円
売上に対する利益の割合6.5%(⁠経常利益)9.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.37倍1.58倍
従業員数(⁠単体)619人3,544人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は松竹が6.5%、共立メンテナンスが9.5%で、共立メンテナンスのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは松竹が1.37倍、共立メンテナンスが1.58倍で、勢いは共立メンテナンスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は松竹が66.1点、共立メンテナンスが46.8点で、松竹が上回る。

何で稼いでいるかの違い

松竹

松竹は、映画の製作・配給・興行(⁠シネコンは松竹マルチプレックスシアターズ)と、歌舞伎を中心とする演劇、そして歌舞伎座や東劇ビルなどの不動産を持つ会社です。1895年に大谷竹次郎が京都で演劇興行を始めたことが起源で、兄の白井松次郎とともに1902年に新聞で「⁠松竹」と紹介され、その名が知られるようになりました。

売上高は約982億円です。事業は、映像関連(⁠映画の製作・配給・興行、版権許諾、テレビ映画、CS放送など)、演劇(⁠歌舞伎など)、不動産、その他の4つです。

共立メンテナンス

共立メンテナンスは、学生寮・社員寮などの寮事業と、ビジネスホテル「⁠ドーミーイン」やリゾートホテルのホテル事業を中心に、ビル管理、給食、不動産開発などを手がける会社です。1979年に東京都葛飾区で設立され、受託給食事業から始まりました。

売上高は約2,752億円です。事業は、寮事業、ホテル事業(⁠ドーミーイン、リゾート)、総合ビルマネジメント、フーズ(⁠外食、受託給食)、デベロップメント、その他(⁠シニアライフ、自治体向け業務受託など)です。

歴史の違い

松竹

  1. 1895〜1902年大谷竹次郎が京都で演劇興行を始め、1902年に兄の白井松次郎とともに新聞で「⁠松竹」と紹介されます。
  2. 1920年松竹キネマ合名社を創立して映画の製作・配給を始め、蒲田撮影所を開きます。
  3. 1951年歌舞伎座を復興開場します。
  4. 2013年歌舞伎座と歌舞伎座タワーが竣工し、新しい歌舞伎座が開場します。

共立メンテナンス

  1. 1979〜1980年共立メンテナンスを設立し、受託給食事業と学生寮事業を始めます。
  2. 1984〜1985年受託寮事業と社員寮事業を始めます。
  3. 1993年リゾートホテル事業と、ビジネスホテル「⁠ドーミーイン」事業を始めます。
  4. 1999〜2001年東証2部に上場し、東証1部に指定されます。

いま何に賭けているか

松竹

ミッションは「⁠日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する」「⁠時代のニーズをとらえ、あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツをお届けする」です。映画では自社企画・幹事作品を増やし、充実したライブラリーを配信や海外ライセンスにも活用するとしています。演劇では、歌舞伎の古典上演と新作創作を続けるとしています。

共立メンテナンス

創業以来「⁠顧客第一」を原点に、「⁠食」と「⁠住」と「⁠癒し」のサービスで社会の発展に寄与することを経営方針にしています。「⁠お世話する心」を持った「⁠現代版下宿屋」を事業の中核にしています。長期ビジョン「⁠3&3&3」で、2030年に売上高3,000億円、営業利益300億円を見据えています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で松竹が上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい共立メンテナンス。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い共立メンテナンスのほうが景気の波に強い。

よくある質問

松竹と共立メンテナンスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は松竹が約635万円、共立メンテナンスが約443万円。松竹のほうが約192万円高い。
松竹と共立メンテナンスはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は松竹が7.2時間、共立メンテナンスが19.5時間。松竹のほうが月12.3時間少ない。
松竹と共立メンテナンスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は松竹が66.1点、共立メンテナンスが46.8点で、松竹が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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