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安川電機とアズビルの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。FA・制御機器の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は安川電機が約652万円、アズビルが約648万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業は安川電機が20.7時間、アズビルが10.3時間。アズビルのほうが月10.4時間少ない。
  • 売上高は安川電機が5,421億円、アズビルが2,989億円で、安川電機が約1.8倍の規模。

数字で比べる

安川電機アズビル
働きやすさの点数67.5点(⁠A+)78点(S)
平均年収860万円(⁠42.7歳)918万円(⁠46歳)
30歳換算年収約652万円約648万円
月の平均残業20.7時間10.3時間
有給取得率76.5%未公表
平均勤続年数16.5年20.6年
売上高5,421億円2,989億円
売上に対する利益の割合9.1%(⁠税引前利益)16.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.13倍1.17倍
従業員数(⁠単体)3,114人5,143人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は安川電機が67.5点、アズビルが78点で、アズビルが上回る。

何で稼いでいるかの違い

安川電機

安川電機は、ACサーボやインバータなどのモーションコントロール機器と、溶接・塗装・搬送などの産業用ロボットをつくる福岡県の会社です。1969年に「⁠メカトロニクス」という言葉を提唱した会社でもあります。

売上高は約5,421億円です。事業は、モーションコントロール(⁠ACサーボ、インバータ、工作機械用モータなど)、ロボット(⁠アーク溶接、スポット溶接、塗装、ハンドリング、半導体・液晶用の搬送ロボットなど)、システムエンジニアリング(⁠鉄鋼プラントや上下水道の電気システムなど)の3つが中心です。

アズビル

アズビル(⁠旧山武)は、ビルの空調などを制御するビルディングオートメーション、工場のプロセスを制御するアドバンスオートメーション、ガス・水道などのライフライン向けのライフオートメーションを手がける会社です。1906年に山口武彦が創立した山武商会が起源です。

売上高は約2,989億円です。事業は、ビルディングオートメーション(⁠BA)、アドバンスオートメーション(⁠AA:調節弁など)、ライフオートメーション(⁠LA:ガス・水道などのライフライン向け)の3つです。

歴史の違い

安川電機

  1. 1915年合資会社安川電機製作所として設立されます。
  2. 1967〜1980年アメリカと欧州に販売会社をつくります。
  3. 1994年アメリカのロボット販売会社モートマンと、欧州のロボテックの経営権を取得します。
  4. 1999〜2018年ドイツのシーメンスと産業用ドライブシステムの合弁事業を始め、2018年にシーメンスの持分を取得して完全子会社にします。

アズビル

  1. 1906年山口武彦が山武商会を創立し、欧米の工作機械などを輸入・販売します。
  2. 1953〜1956年米国のハネウエルと技術・資本提携し、山武ハネウエル計器に社名を変えます。
  3. 1998〜2002年社名を山武に変え、2002年にハネウエルとの資本提携を解消します。
  4. 2008年金門製作所(⁠今のアズビル金門)を完全子会社にします。

いま何に賭けているか

安川電機

2026年3月から長期経営計画「⁠2035年ビジョン」と、最初の中期経営計画「⁠Dash 35」を始めました。技術革新で産業界の課題を解決し、メカトロニクスの領域を広げることを目指し、「⁠Dash 35」ではAIロボティクス技術の活用で新しい市場機会をつくるとしています。

アズビル

グループ理念は「⁠人を中心としたオートメーション」です。2026年5月にパーパスを「⁠人と社会の可能性を、技術で解き放つ。」と定め、ブランドステートメントに「⁠Engineering the Impossible」を掲げました。2030年度に売上高4,200億円、営業利益率15.5%、ROE15%を目指しています。

よくある質問

安川電機とアズビルはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は安川電機が約652万円、アズビルが約648万円。ほぼ同じ水準。
安川電機とアズビルはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は安川電機が20.7時間、アズビルが10.3時間。アズビルのほうが月10.4時間少ない。
安川電機とアズビルはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は安川電機が67.5点、アズビルが78点で、アズビルが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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