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安川電機の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、安川電機の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 安川電機はどんな会社か

安川電機は、ACサーボやインバータなどのモーションコントロール機器と、溶接・塗装・搬送などの産業用ロボットをつくる福岡県の会社です。1969年に「⁠メカトロニクス」という言葉を提唱した会社でもあります。

いまの状況:2026年3月から長期経営計画「⁠2035年ビジョン」と、最初の中期経営計画「⁠Dash 35」を始めました。

転機:1999〜2018年 ドイツのシーメンスと産業用ドライブシステムの合弁事業を始め、2018年にシーメンスの持分を取得して完全子会社にします/2019〜2022年 鉄鋼エンジニアリング事業、一般産業用電動機事業、社会システム事業を子会社の安川オートメーション・ドライブに移します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高5,421億円電機・電子部品製造業の上場202社中28位。
売上に対する税引前利益の割合9.1%業界中央値8.5%並み。
売上の4年の伸び1.13倍業界中央値は1.21倍。
従業員数(⁠単体)3,114人4年で0.94倍。
30歳換算年収約652万円業界中央値は約531万円。
月の平均残業20.7時間業界中央値は14.5時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは安川電機の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 1969年に「⁠メカトロニクス」(⁠メカニズムとエレクトロニクスを組み合わせた言葉)を提唱しました。今はそれを発展させた「⁠i3-Mechatronics(⁠アイキューブ メカトロニクス)」の実践拡大を掲げています。
  • ロボットでは、アーク溶接、スポット溶接、塗装、ハンドリングのほか、半導体・液晶製造装置用のクリーン・真空搬送ロボット、人協働ロボット、バイオメディカル用途のロボットも手がけています。
  • 2026年からの中期経営計画「⁠Dash 35」では、AIロボティクス技術の活用を重点にしています。経営理念の価値観には「⁠品質重視」「⁠経営効率の向上」「⁠市場志向」の3項目を掲げています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社安川電機は、上場202社の中で売上28位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

安川電機スタンレー電気東芝テック横河電機
売上高5,421億円5,185億円5,693億円6,048億円
利益率9.1%(⁠税引前)9.8%(⁠経常)1.9%(⁠経常)13.9%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.13倍1.36倍1.28倍1.55倍
30歳換算年収652万円515万円571万円700万円
月の残業20.7時間23.1時間8.6時間16.7時間

求める人物像

1 人材の多様性の確保を含む人材育成および社内環境整備に関する方針と取組み 当社グループは、「⁠安川グループ経営理念」に基づき、事業の遂行を通じて広く社会の発展や人類の福祉に貢献できる人材の確保、育成、最適配置を行います。そのため、当社グループでは、グローバル共通の人事理念を制定し、求める人材や人事制度についての基本的な考え方を定めております。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・安全・自律・現場

どの事業に人がいるか

  • モーションコントロール:4,975人(⁠48%)
  • ロボット:4,728人(⁠45%)
  • システムエンジニアリング:737人(⁠7%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

5. 逆質問の例

  • 「⁠2035年ビジョン」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年4月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い