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グローリーと日本製鋼所の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はグローリーが約635万円、日本製鋼所が約590万円。グローリーのほうが約45万円高い。
  • 月の平均残業はグローリーが17.1時間、日本製鋼所が16時間。大きな差はない。
  • 売上高はグローリーが3,401億円、日本製鋼所が2,749億円で、規模は近い。

数字で比べる

グローリー日本製鋼所
働きやすさの点数74.5点(⁠S)57.4点(⁠B)
平均年収839万円(⁠42.8歳)714万円(⁠38.8歳)
30歳換算年収約635万円約590万円
月の平均残業17.1時間16時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18.8年9.9年
売上高3,401億円2,749億円
売上に対する利益の割合5.6%(⁠経常利益)9.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.50倍1.29倍
従業員数(⁠単体)3,139人2,028人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はグローリーが5.6%、日本製鋼所が9.5%で、日本製鋼所のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはグローリーが1.50倍、日本製鋼所が1.29倍で、勢いはグローリーが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はグローリーが74.5点、日本製鋼所が57.4点で、グローリーが上回る。

何で稼いでいるかの違い

グローリー

グローリーは、通貨処理機や、セルフサービス機器をつくる会社です。電子決済サービス、生体認証ソリューション、ロボットSIなども手がけています。1918年に兵庫県姫路市で尾上作兵衛が電球製造機の修理を始めたのが起源です。

売上高は約3,401億円です。事業は、金融市場、流通・交通市場、遊技市場、海外市場の4つのセグメントです。

日本製鋼所

日本製鋼所は、樹脂製造・加工機械やプラスチック射出成形機などの産業機械と、鋳鍛鋼製品などの素形材・エンジニアリング事業を営む会社です。1907年に北海道炭礦汽船と英国のアームストロング・ウイットウォース社、ビッカース社の3社共同出資で、北海道室蘭に設立されました。

売上高は約2,749億円です。事業は、産業機械(⁠樹脂製造・加工機械、射出成形機など)、素形材・エンジニアリング、その他の3つです。

歴史の違い

グローリー

  1. 1918年姫路市で尾上作兵衛が個人経営で電球製造機の修理を始めます。
  2. 1950〜1953年造幣局向けの硬貨計数機と、国産第1号の硬貨計算機を開発します。
  3. 1958〜1971年国産第1号の煙草販売機、硬貨包装機、硬貨選別機、千円紙幣両替機、コインロッカー、現金支払機を開発します。
  4. 1982〜2004年米国、ドイツ、フィリピン、シンガポール、香港、中国に会社をつくり、Reis Eurosystems AGの株式を譲り受けます。

日本製鋼所

  1. 1907年北海道炭礦汽船と英国の2社の共同出資で設立され、本店と工場を室蘭に置きます。
  2. 1919〜1920年北海道製鉄を合併し、広島製作所をつくります。
  3. 1950〜1951年新たに日本製鋼所を設立し、東京・大阪の証券取引所に上場します。
  4. 1978年米国に会社をつくります。

いま何に賭けているか

グローリー

企業理念は「⁠求める心とみんなの力」を結集し、セキュア(⁠安心・確実)な社会の発展に貢献する、というものです。長期ビジョン2028は『⁠人と社会の「⁠新たな信頼」を創造するリーディングカンパニーへ』です。会社は、キャッシュレス化や金融機関の店舗数減少など事業環境が変化しているとし、「⁠2026中期経営計画」で「⁠新たな収益源の獲得」と「⁠コア事業の収益拡大」などに取り組んでいます。

日本製鋼所

パーパスは「⁠『⁠Material Revolution®』の力で世界を持続可能で豊かにする。」です。マテリアリティとして「⁠プラスチック資源循環社会の実現」「⁠低炭素社会への貢献」「⁠超スマート社会への貢献」などを挙げています。社会課題を解決する産業機械と新素材の開発・実装を進めるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいグローリー。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い日本製鋼所のほうが景気の波に強い。

よくある質問

グローリーと日本製鋼所はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はグローリーが約635万円、日本製鋼所が約590万円。グローリーのほうが約45万円高い。
グローリーと日本製鋼所はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はグローリーが17.1時間、日本製鋼所が16時間。大きな差はない。
グローリーと日本製鋼所はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はグローリーが74.5点、日本製鋼所が57.4点で、グローリーが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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