トップ › 会社比較 › 総合電機・IT › パナソニックホールディングスと日本電気

パナソニックホールディングスと日本電気の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。総合電機・ITの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はパナソニックホールディングスが約727万円、日本電気が約747万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高はパナソニックホールディングスが8.05兆円、日本電気が3.58兆円で、パナソニックホールディングスが約2.2倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はパナソニックホールディングスが3.3%、日本電気が11.1%で、日本電気のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

パナソニックホールディングス日本電気
働きやすさの点数79.6点(⁠S)77.6点(⁠S)
平均年収988万円(⁠44.1歳)994万円(⁠43.1歳)
30歳換算年収約727万円約747万円
月の平均残業未公表7.1時間
有給取得率未公表64.2%
平均勤続年数18.6年16.9年
売上高8.05兆円3.58兆円
売上に対する利益の割合3.3%(⁠税引前利益)11.1%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.09倍1.19倍
従業員数(⁠単体)1,431人21,934人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はパナソニックホールディングスが79.6点、日本電気が77.6点で、パナソニックホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

パナソニックホールディングス

パナソニックホールディングスは、松下幸之助が1918年に創業した総合電機メーカーのグループです。家電のイメージが強いですが、今は電気設備・空調・電池・電子部品・企業向けシステムなどが大きな柱で、データセンターなどのAIインフラ向けの事業を成長の中心に据えています。

売上高は約8.1兆円で、電機業界で国内2位です。事業は、コネクト(⁠企業向けのシステム・ソフトウエア)、エレクトリックワークス(⁠照明・配線器具など)、HVAC & CC(⁠空調・冷蔵設備)、エナジー(⁠電池)、インダストリー(⁠電子部品)、スマートライフ(⁠家電)の6つに分かれています。

日本電気

NEC(⁠日本電気)は、1899年にアメリカのウェスタン・エレクトリックも加わって生まれた、ITとネットワークの会社です。企業などのシステム構築、携帯電話の基地局や光伝送システム、顔認証、防衛・宇宙のシステムなどを手がけています。

売上高は約3.6兆円で、電機業界で国内5位です。事業は、ITサービス(⁠システム構築、保守、クラウド、コンサルティング)と、社会インフラ(⁠通信ネットワーク、通信事業者向けソフトウエア、航空宇宙・防衛)の2つが柱です。

歴史の違い

パナソニックホールディングス

  1. 1918年松下幸之助が大阪に松下電気器具製作所を創業し、配線器具の製造を始めます。
  2. 1927〜1933年「⁠ナショナル」の商標を定め、門真に本店を移し、事業部制(⁠事業ごとに独立して責任を持つ仕組み)を採用します。
  3. 1950〜1970年代オランダのフィリップスとの提携、海外拠点の設立、部品・電池・住宅設備の子会社化などで、世界的な総合電機メーカーになります。
  4. 2000年代グループ会社を完全子会社化し、ブランドを「⁠Panasonic」に統一。

日本電気

  1. 1899年アメリカのウェスタン・エレクトリックが発起人の一員となって、日本電気が設立されます。
  2. 1927〜1958年国産初の自動交換機、国産初のトランジスタ式コンピューターを開発します。
  3. 1970年製造に携わった日本初の人工衛星「⁠おおすみ」の打ち上げが成功します。
  4. 1977年コンピューターと通信の融合「⁠C&C」を提唱します。

いま何に賭けているか

パナソニックホールディングス

2032年に向けて、「⁠エネルギーの有効活用」と「⁠現場の人手不足の解消」という社会課題に取り組むとしています。とくにデータセンターなどAIインフラを支える事業を収益の柱に位置づけ、2028年度に調整後営業利益で7,500億円以上を目指しています。

日本電気

2026年5月に「⁠2030中期経営計画」を策定しました。情報通信技術とさまざまな知見を融合し、世界の人々と協奏しながら、明るく希望に満ちた暮らしと社会をつくることを目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い日本電気のほうが景気の波に強い。

よくある質問

パナソニックホールディングスと日本電気はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はパナソニックホールディングスが約727万円、日本電気が約747万円。ほぼ同じ水準。
パナソニックホールディングスと日本電気はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はパナソニックホールディングスが79.6点、日本電気が77.6点で、パナソニックホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく