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パナソニックホールディングスと沖電気工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。総合電機・ITの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はパナソニックホールディングスが約727万円、沖電気工業が約580万円。パナソニックホールディングスのほうが約147万円高い。
  • 売上高はパナソニックホールディングスが8.05兆円、沖電気工業が4,216億円で、パナソニックホールディングスが約19.1倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはパナソニックホールディングスが1.09倍、沖電気工業が1.20倍で、勢いは沖電気工業が上。

数字で比べる

パナソニックホールディングス沖電気工業
働きやすさの点数79.6点(⁠S)64点(A-)
平均年収988万円(⁠44.1歳)780万円(⁠43.6歳)
30歳換算年収約727万円約580万円
月の平均残業未公表22.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18.6年18.4年
売上高8.05兆円4,216億円
売上に対する利益の割合3.3%(⁠税引前利益)4.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.09倍1.20倍
従業員数(⁠単体)1,431人4,356人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はパナソニックホールディングスが79.6点、沖電気工業が64点で、パナソニックホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

パナソニックホールディングス

パナソニックホールディングスは、松下幸之助が1918年に創業した総合電機メーカーのグループです。家電のイメージが強いですが、今は電気設備・空調・電池・電子部品・企業向けシステムなどが大きな柱で、データセンターなどのAIインフラ向けの事業を成長の中心に据えています。

売上高は約8.1兆円で、電機業界で国内2位です。事業は、コネクト(⁠企業向けのシステム・ソフトウエア)、エレクトリックワークス(⁠照明・配線器具など)、HVAC & CC(⁠空調・冷蔵設備)、エナジー(⁠電池)、インダストリー(⁠電子部品)、スマートライフ(⁠家電)の6つに分かれています。

沖電気工業

沖電気工業(⁠OKI)は、道路・航空・消防などの官公庁向けシステム、防衛関連システム、ATMや現金処理機、ビジネスホン、EMS(⁠設計・生産受託)などを手がける会社です。1881年に沖牙太郎が電信機・電話機などをつくる明工舎を創業したのが始まりです。

売上高は約4,216億円です。事業は、パブリックソリューション(⁠道路・航空・消防・防災・防衛関連システムなど)、エンタープライズソリューション(⁠ATM、現金処理機、予約発券端末など)、コンポーネントプロダクツ(⁠IoTデバイス、PBX、ビジネスホンなど)、EMS(⁠設計・生産受託、プリント配線板など)です。

歴史の違い

パナソニックホールディングス

  1. 1918年松下幸之助が大阪に松下電気器具製作所を創業し、配線器具の製造を始めます。
  2. 1927〜1933年「⁠ナショナル」の商標を定め、門真に本店を移し、事業部制(⁠事業ごとに独立して責任を持つ仕組み)を採用します。
  3. 1950〜1970年代オランダのフィリップスとの提携、海外拠点の設立、部品・電池・住宅設備の子会社化などで、世界的な総合電機メーカーになります。
  4. 2000年代グループ会社を完全子会社化し、ブランドを「⁠Panasonic」に統一。

沖電気工業

  1. 1881年沖牙太郎が電信機・電話機などをつくる明工舎を創業します。
  2. 1949年沖電気の第二会社として沖電気工業を設立します。
  3. 1994年プリンターとファクシミリなどの事業を沖データに譲渡します。
  4. 2008年半導体事業を譲渡します。

いま何に賭けているか

パナソニックホールディングス

2032年に向けて、「⁠エネルギーの有効活用」と「⁠現場の人手不足の解消」という社会課題に取り組むとしています。とくにデータセンターなどAIインフラを支える事業を収益の柱に位置づけ、2028年度に調整後営業利益で7,500億円以上を目指しています。

沖電気工業

「⁠中期経営計画2025」では「⁠成長へ舵を切り、縮小均衡から脱却する」を基本方針とし、業績を回復させました。2026年度から6年間の「⁠経営計画2031」を始め、企業理念をPurpose、Vision、Value、OKI Spiritの4つに整理し直しました。知的資本の強化を基軸に「⁠守りから攻めへ」転換するとしています。

よくある質問

パナソニックホールディングスと沖電気工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はパナソニックホールディングスが約727万円、沖電気工業が約580万円。パナソニックホールディングスのほうが約147万円高い。
パナソニックホールディングスと沖電気工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はパナソニックホールディングスが79.6点、沖電気工業が64点で、パナソニックホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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